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お題は不問!Qiita Engineer Festa 2024で記事投稿!
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ロジカルライティングを理解すると世界が変わる【マジ】

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はじめに

私の職場で以下の本を読むように周知があったため読んでみました。

この本ではパラグラフ・ライティングに基づいた論理的な文章の書き方について、練習問題も交えながら解説しています。

パラグラフ・ライティングについて大学などで学ぶことはありませんが、この本を読んでみて、その重要性に気づかされました。例えばビジネスにおける報告や提案、チーム間でのコミュニケーションなど文章を論理的に書けるか否かで生産性がかなり違うと思いました。

本当にこの本を読んでよかったと思っているので、以下では学んだことを書いていきます。

パラグラフ・ライティングとは

ChatGPTに聞いてみました。

パラグラフ・ライティング(Paragraph Writing)とは、効果的なパラグラフ(段落)を構成するためのスキルや技術のことを指します。パラグラフは、文章の基本的な単位であり、1つの主要なアイデアやテーマを扱います。パラグラフ・ライティングにはいくつかの重要な要素があります。

トピックセンテンス(Topic Sentence): パラグラフの最初の文で、そのパラグラフが何について述べるのかを明確にします。この文はパラグラフ全体の中心となるアイデアを提示します。

(略)

パラグラフ・ライティングの目的は、読者に明確で整ったアイデアを伝えることです。各パラグラフは独立したアイデアを持ちながらも、全体の文章の一部として一貫性を保ち、論理的に構成されるべきです。

なるほど、おおよそ合っています。
パラグラフ・ライティングは、いくつかのルールに沿って文書を書くことによって相手に伝わりやすくするものです。

例えばルールとは以下のようなものです。

  • パラグラフと呼ばれる1つの文章の塊の中に、言いたいことを1つだけ書く
  • 1つのパラグラフにトピックが2,3個ある場合は考えがまとまっていない証拠なのでパラグラフを分ける
  • 逆に1つのパラグラフの文章が少なければそこから相手が納得するような根拠(データや例など)をつけてパラグラフを膨らませます
  • ChatGPTも言っていましたが、パラグラフの最初の文書はそのパラグラフの結論を書きます。つまり複数のパラグラフがあったとき、読み手はパラグラフの最初の文章だけを読んでいけば執筆者の主張が分かるのです。 よって、気になったパラグラフだけを詳細に読んでいけばよく、頭からお尻まで全ての文章を読むことを読み手に強制しないのです。プレゼンと違って、文章は相手がすべてを読んでくれるとは限りませんからね。

ちなみに、この本自体もパラグラフ・ライティングに従って書かれています。だからなのか、恐ろしいほど早く読み終わります。 もし全てのビジネス文書がこうなったら、生産性が恐ろしく上がるのは想像に難くないですよね。

学んだこと1 文章を論理的に書けるようになった

これはそのままですが、この本に書いてあるコツを実践することで相手に伝わりやすい文章が書けるようになりました。

また、この本にも出てきた話題ですが、例えばビジネス文書を部下が書いて上司がレビューするとき、部下がロジカルな文章を書いてきた方がその文章に対する上司の指摘が増えます。なぜかというと、より上司に部下が伝えたいことがクリアに伝わるからです。でもそれってロジカルライティングを実践したほうが、より本質的な議論ができるということですよね。 ロジカルライティングは仕事の品質も上げてくれるのです。

学んだこと2 論理的に物事を考える癖がついた

この本を読んでから、まず自分が伝えたいことは何なのか?それはなぜか?どうすれば伝わるか?をまずよく考える癖がつきました。

学んだこと3 文章を読むのが劇的に早くなった

実はここが一番この記事で言いたいことです。一度論理的な文章とは何なのかを知ったことで、自分でも驚くくらい文章を読むのが早くなりました。 恐らく、文章中の主張や根拠を見つけるのが早くなったのだと思います。

私がこの記事で言いたいのは、この本に書かれている通りに全ての文章を書けということではありません。 相手に伝わる文章とはなんたるかを理解することが大事だと言っているのです。

おわりに

皆さんも是非読んでみてください!

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