はじめに
ある機会に恵まれて「ITIL4 ファンデーション」の資格を取得することになり、一発で合格できたので調べたことと勉強方法をまとめます。ちなみに、100点中85点でした(65点合格)。
概要
ITIL4ファンデーション(ITIL 4 Foundation)は、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)の最新バージョンであるITIL 4の入門資格です。
ITILは、ITサービスマネジメントのベストプラクティスを提供するフレームワークで、世界中の組織がITサービスの提供と管理を改善するために使用しています。
なお、ITIL3からITIL4になったことで用語の意味などがかなり変わったようです。勉強される際に注意した方が良いかもしれないです。
また、受験料が約61,000円なので高額ですね。
主な勉強内容
以下のようなことを勉強します。
- ITIL 4の概要:ITILの基本原則やその進化について
- サービスマネジメントの概念:サービス、顧客、価値などの基本概念
- ITIL 4のサービスバリューシステム(SVS):組織が価値を創出するための全体的なモデル
- ITIL 4のサービスバリューチェーン:サービスの計画、設計、提供、サポートを通じて価値を提供するための活動
- ITIL 4の4つの次元:サービスマネジメントの4つの視点(組織と人、情報と技術、パートナーとサプライヤー、価値ストリームとプロセス)
- ITIL 4のプラクティス:ITサービスマネジメントのための34のプラクティス(プロセスや機能)
受験方法
テストセンターかオンライン受験を選択できます。私はテストセンターで受験しました。
以下のサイトからITIL4ファンデーションの試験を検索してログイン後、試験予約ができます。
勉強方法
以下のサイトを使って問題演習を繰り返し行いました。有料の問題集や教科書等は購入していません。体系的に知識をつけたければ参考書を買った方が良いと思います。
↓会員登録が必要です(無料)。
所々日本語として全く意味が分からない問題や解答がありましたが、まるっと覚えちゃいました。
感想
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個人的には運用・保守をしていた時の経験が活きたのか、ITIL4ファンデーションは簡単な資格だったと感じており、勉強時間も他の資格に比べて少なく20~30時間程だと思います
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試験当日は10分くらいで解き終わりました。対策していた問題の中でもかなり簡単な部類に入るような問題が7問くらい出たので、正直全く勉強してなくても40点くらいはとれそうな感触でした
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試験終了後その場で合格か不合格かだけが画面に表示されました。その後スマホを見たらメールでスコアレポートが届いていました