はじめに
2024年2月ごろにMicrosoft認定トレーナー(以降、MCT)という資格を取得したので、MCTってなに?どんないいことがあるの?を解説していきます。
MCTとは
Microsoftの公式のトレーナーとしてMicrosoftに関する研修の講師を担当することができる資格です(年に1回更新が必要)。
詳しくは後述しますが、Azureが毎月$100まで無料で使えたり、OfficeやWindows、サーバ系OS(Exchange Server等)のライセンスが無料で使えたりと、かなりメリットを感じています。
取得条件
気になるMCTの取得条件ですが、以下の条件を満たす必要があります。
- AZ-104などの決められた資格を取得していること
- Microsoftが認定した会社が開催している研修を受講し、「指導スキルの確認済み証明」を取得すること
私の場合は、株式会社システムサポートの研修を2日間受け、最後にプレゼンテーションを行い、見事証明書を取得することができました。 - MCT 登録ツールから登録する
以上の3点です。思ったより簡単ですね!
参考
MCTのメリット
先ほど解説した通り、MCTにはたくさんの特典があります。
- Azureの$100券/月
- Office、Windows OS、サーバOS、VSCodeなどMicrosoft系のライセンスが無料で使える
- 研修用ハンズオンラボが提供される
- Microsoft系試験割引MCT限定のバウチャー
- MOC(MS公式のカリキュラム資料)が閲覧できる
MCTはLearning Download Center(Lounge)からスライドなどをダウンロードできる。 - MCT Store
MCTしか買えないグッズが買える。私もMCTのTシャツ、自分の名前が書かれたカードなどを購入しましたw - MOS(Microsoft Office Specialist)用の無料バウチャー
MCTが教えられるコース
- 資格があるコース(AZ-104やAZ-305など):その資格を持っていることが教えられる条件
- 資格が特にないコース(DP-080 Transact-SQLなどの「0」から始まる資格):条件は特になくTSPが認めればだれでも教えられる
- 基礎編のコース(AZ-900など):その資格を持っているかその上位資格を持っていることが条件
Notice
- MCTとして年ごとの更新をするために、MTMから年1回以上研修を実施し、受講者からアンケートをもらう必要がある
MTM(アンケート)
Metrics That Matter。
- 研修終わった後に受講者にやってもらうアンケートにて、トレーナーにつけられたスコアがそのトレーナーの評価になる。それをMTMの画面から確認できる
- まずMTMアカウントを作ってからMCT登録した方がいい
- アンケートのアクセス:Data collection > Classes > クラスを選択する
参考