はじめに
”Googleデジタルマーケティング&Eコマース プロフェッショナル認定証" の受講が完了しました(2022/3/3)。私がこのコースから得られた素晴らしい体験を、テーマごとに分割して、わかりやすくご紹介しています。興味を持たれた方は、是非下記を受講してみてください。

測定基準
マーケティングキャンペーンにおける測定基準とは、
『ビジネス目標を追跡し評価するために使用される定量化可能な測定方法であること』
指標を追跡することは、デジタルマーケティング担当者が目標達成にどれだけ近づいているかを測定するのに役立ちます。
例えば、
- 有料広告のインプレッション数
- クリック単価
- 顧客生涯価値
- ROAS(広告費用対効果)
- 広告費に対してどれだけの収益が得られたかを示す指標です。つまり、広告に100ドル使っても、その広告の結果150ドル儲かったら、ROASは150%になるわけです。
マーケティングファネルにおける指標
マーケティングファネルの各段階でパフォーマンスを測定する方法は非常に多く、平均的なカスタマージャーニーは約6回のタッチポイントを要するため、これらの測定は非常に重要です。この数は、15年間で2倍以上に増えています。パフォーマンス・マーケティングは、これらのタッチポイントのそれぞれが目標にどのように貢献しているかを測定し、より効果的に顧客にアプローチし、エンゲージすることを可能にします。

マーケティングファネルのどのステージで運用するかによって、異なる戦術を適用して指標を追跡します。
ステージ | 指標例 |
---|---|
認知 | インプレッション数 |
検討 | 獲得コスト クリックスルー率 |
コンバージョン | 販売転換率 平均注文額 カート放棄率 |
ロイヤリティ | 顧客維持率 顧客生涯価値 |
データ分析
データ分析の主な仕事内容は次の通りです。
1.データ収集
データ収集とは、分析ツールからデータを収集し、スプレッドシートやデータベースに格納し、アクセスや作業を容易にするプロセスです。例えば、Facebook、Googleなどの異なるプラットフォームで、同じような目標を持つキャンペーンを実施している場合があります。データの比較と分析を容易にするためには、すべてのデータをまとめる必要があります。

2.レポート作成
1つの方法は、各ソースからデータを取り出し、スプレッドシートに整理することです。データレポートはパフォーマンスレポートとも呼ばれ、データを整理して要約し、マーケティングおよびセールス活動全体のパフォーマンスを追跡します。このプロセスにより、トレンドの特定や予期せぬ結果の発見がより迅速に行えるようになります。
- 例えば、複数のソースからデータを収集した場合、あるソースのROASが他のソースより高いかどうかを簡単に判断できます。
3.データ分析
データ分析とは、結論を導き出し、予測を立て、情報に基づいた意思決定を行うためにデータを調査するプロセスである。
まとめ
パフォーマンス・マーケティングが生み出すデータは、自社の戦略がどれだけ目標を達成しているかを理解するための非常に貴重なリソースです。データ分析を通じて、目標が達成されているかどうかを確認し、顧客の行動を予測し、将来の計画を立てることができます。
パフォーマンス・マーケティングでは、ファネルの上流にあるインプレッションやクリック数から、下流にあるコンバージョン数や売上数まで、多くのデータが生成されます。