はじめに
”Googleデジタルマーケティング&Eコマース プロフェッショナル認定証" の受講が完了しました(2022/3/3)。私がこのコースから得られた素晴らしい体験を、テーマごとに分割して、わかりやすくご紹介しています。興味を持たれた方は、是非下記を受講してみてください。

有料ソーシャルメディアの予算
ソーシャルメディア広告の予算は、企業によって異なります。しかし、一般的に、企業のソーシャル広告予算は、年間収益によって決定されます。ガートナー社の調査によると、
- 企業は平均して年間収益の約10〜13%をマーケティングに費やしています。
- その予算の約25%が検索やソーシャルメディアなどの有料メディアに費やされています。
そして、過去の投資収益率によって、ソーシャルメディアへの投資を多くしたり少なくしたりすることができます。
有料ソーシャルメディア予算のコンポーネント
一般的に、ソーシャルメディアの有料予算には何が含まれるかについて説明します。
広告費
広告費は、あなたの会社が広告に直接費やす金額です。Twitter、Facebook、Instagram、LinkedInなどのソーシャルメディア・プラットフォームに支払って広告を提供する金額です。また、インフルエンサーに支払い、コンテンツを宣伝してもらう金額も含まれます。
しかし、広告費は、有料ソーシャルメディア予算全体の一部にしか過ぎません。
ツール
ソーシャルメディア広告キャンペーンを立ち上げ、管理し、最適化するために必要なツールやテクノロジーに関連する費用も必要です。
あなたが投資するかもしれないツールは、
- ソーシャルメディア管理ソフトウェア
- ソーシャルリスニングと分析ソフトウェア
- 写真やビデオの編集プログラム
- ストックフォトやビデオの購読
- インフルエンサーマーケティングプラットフォーム
が含まれています。
インフルエンサーマーケティング・プラットフォームとは、潜在的なインフルエンサーの大規模な検索可能なデータベースなど、インフルエンサー発見ツールを提供するソフトウェアです。有料のツールに投資する前に、無料のツールで試してみるのが有効です。ツールにお金をかける予定がない場合でも、予期せぬ費用に備えて予算の一部を確保しておくとよいでしょう。
コンテンツ制作費
自社のソーシャルメディアの有料費用を考える場合、コンテンツをどのように作成するかについても考える必要があります。
コンテンツ制作の一部を社内で行っている場合でも、
- 写真撮影
- グラフィックデザイン
- ビデオ制作(タレントや制作費を含む)
- コピーライティング
などの費用が必要になる場合があります。
管理費
管理業務には、
- 戦略
- コンテンツの企画と公開
- ソーシャルリスニング
- エンゲージメント
- 分析とレポート
などが含まれます。
場合によっては、デジタル・マーケティング・エージェンシーと提携し、これらの業務を管理することも可能です。これらのタスクの多くが社内のチームによって完了されている場合でも、ソーシャル広告予算に適用される関連コストが存在する可能性があることに留意してください。