はじめに
”Googleデジタルマーケティング&Eコマース プロフェッショナル認定証" の受講が完了しました(2022/3/3)。私がこのコースから得られた素晴らしい体験を、テーマごとに分割して、わかりやすくご紹介しています。興味を持たれた方は、是非下記を受講してみてください。

レスポンシブ・ディスプレイ広告のベストプラクティス
ディスプレイ広告の中で最も人気のあるレスポンシブディスプレイ広告のベストプラクティスをご紹介します。これらのベストプラクティスに従って、より多くの顧客にリーチし、パフォーマンスを向上させましょう。
推奨される数のアセットをアップロードする
アセットとは、見出し、画像、説明文、ロゴ、ビジネス名など、広告の内容のことです。Googleは、最良の結果を導き出すために、
- 5つの見出し
- 5つの画像
- 5つの説明
を推奨しています。
レスポンシブ・ディスプレイ広告で複数の見出し、画像、説明を使用した場合、広告主は平均して10%多くコンバージョンを獲得しています。
ユニークで効果的なコピーを作成する
見出しは、ブランドや製品の価値を示すものでなければなりません。顧客にとって興味深く、有益である必要があります。そして、説明文のサポートがなくても明確で効果的であるように書きます。
説明文は見出しを補完するものでなければなりません。そして、潜在的な顧客に製品やサービスの価値を明確に説明するために使用します。
ランディングページで顧客体験の一貫性を確保する
ランディングページについては、SEM向けと同様ディスプレイ広告にもまだ当てはまります。ランディングページのメッセージは、広告のメッセージと一致する必要があります。広告からランディングページまでの体験がわかりにくいと、見込み客は広告をクリックする前にしていたことに戻ってしまうかもしれません。ですから、次に望むアクションは何か、どのようにそれを取ることができるかをできるだけ明確にすることです。
数週間ごとに新しいディスプレイ広告をローテーションする
広告の改善は、試行錯誤のプロセスです。パフォーマンスの低いクリエイティブアセットを新しいものと交換するのです。

広告疲れ
どんなに素晴らしいバナーでも、時間が経つと効果が薄れることがあります。新しい広告をローテーションすることで、潜在顧客の広告疲れを防ぐことができます。広告疲れは、広告を頻繁に目にする視聴者が飽きてしまい、注意を払わなくなった場合に起こります。新しい広告をローテーションさせることで、広告疲れを防ぎましょう。
ディスプレイ広告の画像を選択する際のヒント
視覚的に強いフォーカスを持つ画像を使用する
広告の主旨をサポートする画像は、最高のパフォーマンスを発揮する傾向があります。高品質の画像をお持ちでない場合や、画像ポリシーの遵守が困難な場合は、Googleのストック画像ライブラリから画像を使用することを検討してください。これらの画像は、広告に使用するためのコストは無料です。
広告に強い視覚的な焦点を持たせるために、ロゴ・テキスト・ボタンなどを重ねない
ロゴを追加すると、特定の広告フォーマットで繰り返しになります。

画像にテキストを含めるべきではない。テキストは、特定の小さな広告フォーマットでは読めなくなることがあります。

「今すぐ予約」や「ダウンロード」などのボタンは、効果的な行動喚起に見えるかもしれませんが、Googleの広告ポリシーに違反する可能性があるため、これらも避けてください。

製品を画像の焦点にする
空白のスペースは、画像の80%以上を占めてはいけません。商品と一緒に写真撮影をする場合は、この点に注意してください。

背景の設定が商品に合っている
例えば、宇宙空間に商品を置くような、ウソっぽい背景はNGです。もちろん、実際に宇宙にあるのであれば話は別ですが。その代わり、自然な照明や影がある物理的な設定がある画像を使いましょう。

Google広告で画像を使用する場合、かなり多くのポリシーと推奨事項があります。しかし、一度覚えてしまえば、あとは知っているだけです。
新しいデジタルマーケティング担当者やeコマースアナリストとして、レスポンシブ・ディスプレイ広告は素晴らしい広告ツールです。Googleがこの技術をリリースしたのは2016年です。それほど長い歴史があるわけではありません。仕事に必要であれば、ぜひ活用してください。