はじめに
”Googleデジタルマーケティング&Eコマース プロフェッショナル認定証" の受講が完了しました(2022/3/3)。私がこのコースから得られた素晴らしい体験を、テーマごとに分割して、わかりやすくご紹介しています。興味を持たれた方は、是非下記を受講してみてください。

モバイルフレンドリーなWebサイト
モバイルフレンドリーとは、スマートフォンでも機能するWebサイトにすることです。多くの国で、スマートフォンの普及台数はパソコンの普及台数を上回っています。モバイルフレンドリーなWebサイトを持つことは、オンラインプレゼンスを確立する上で重要な要素になっています。

Webサイトがモバイルフレンドリーでない場合、モバイル端末での閲覧や利用が困難になることがあります。モバイルフレンドリーでないサイトでは、ユーザーがコンテンツを読むためにピンチやズームをする必要があります。ユーザーはこれにイライラします。イライラすると、ユーザーはWebサイトを放棄してしまうかもしれません。
モバイルフレンドリーなサイトであれば、スマートフォンでも読みやすく、すぐに使えるようになります。これにより、モバイルデバイスからサイトを訪問した際に、訪問者が良い体験をすることができます。
Wixのような多くのウェブサイトテーマやビルダーは、コンテンツを取り込んで自動的にモバイルフレンドリーにすることができます。
モバイルフレンドリーなWebサイトを構築するための知っておくべきこと
お客様が使いやすいようにする
お客様の目的を考えましょう。
- 彼らはあなたのブログ記事で楽しませてもらいたいのでしょうか?
- あなたのレストランの住所を知りたいのでしょうか?
- 商品のレビューを読みたいのでしょうか?
その目的を達成しやすいように、Webサイトをデザインしましょう。そのために、カスタマージャーニーのステップの概要を説明します。モバイル端末でこれらのステップを簡単に踏んで、旅を達成できるようにします。
下の例では、あるお客様がランプを購入しようとしています。
- まず、購入したいランプを検索し、Webサイトをクリックします。
- 次に、ランプの中から好きなものを選びます。
- そして、目的の照明器具を購入します。

モバイルユーザーがいかに簡単に共通の作業を行えるかで、Webサイトの有効性を評価しましょう。
- どの程度簡単に完了できましたか?
インターフェイスの一貫性を重視し、すべてのプラットフォームで統一されたエクスペリエンスを実現しましょう。
レスポンシブWebデザインを採用する
レスポンシブWebデザインとは、ユーザーがデスクトップコンピューター、タブレット、携帯電話のいずれを利用していても、同じコードを使用しているWebサイトのことを指します。画面サイズに応じて表示が調整されます。
Googleは、他のデザインパターンよりもレスポンシブWebデザインを使用することを推奨しています。レスポンシブWebデザインの利点は、モバイル用とデスクトップ用の2つのバージョンを用意する必要がなく、1つのバージョンのみを維持すればよいことです。
初心者が避けるべき失敗例トップ3
モバイルの顧客を忘れている
優れたモバイルサイトは、訪問者のタスクを完了するのに役立つものであることを忘れないでください。モバイル向けサイトを作ることだけに集中して、完全な機能を提供することを忘れてはいけません。スマートフォンでは問題なく表示されても、パソコンで見るのと同じように機能しなければ、ユーザーの妨げになる可能性があります。
また、パソコンを使わずスマートフォンで作業をする人のために、モバイルフォーマットや機能を充実させることも必要です。
モバイルサイトを別ドメインで実装する
モバイル用のURLを個別に作成すると、サイトの維持・更新に必要な作業量が大幅に増加します。また、技術的な問題が発生する可能性もあります。
レスポンシブWebデザインを使用すれば、Webサイトの管理を簡素化できます。このデザインでは、デスクトップとモバイルのWebサイトを同じURLで提供します。
インスピレーションを求めるより、単独で作業する
モバイルフレンドリーなWebサイト作りを始める前に、競合他社など同業他社のサイトを見て、インスピレーションやベストプラクティスを探しましょう。彼らのWebサイトで役に立つ機能、役立たない機能から学びましょう。
モバイルフレンドリーテスト
Googleのモバイルフレンドリーテストは、Googlebotを使ってお客様のWebサイトを取得し、モバイルフレンドリーかどうかを判断します。そうでない場合、結果には、スマートフォンでアクセスしたときにページに影響を与える可能性のある問題が記述されます。
お客様に悪影響を与えないよう、Webサイト上でこれらの問題を解決することがベストプラクティスです。