はじめに
”Googleデジタルマーケティング&Eコマース プロフェッショナル認定証" の受講が完了しました(2022/3/3)。私がこのコースから得られた素晴らしい体験を、テーマごとに分割して、わかりやすくご紹介しています。興味を持たれた方は、是非下記を受講してみてください。

Eコマースとは?
Eコマースとは、オンラインで商品やサービスを売買することを指す広義の言葉です。
分類 | 例 |
---|---|
モノ | 書籍や家庭用品など |
デジタル | 電子書籍やオンライン講座など |
サービス | 旅行や通院など |
ソフト | ワープロや写真編集ソフトなど |
Eコマースビジネスを始めるにあたって、実店舗は必要ありません。多くの小売業者は、実店舗とEコマースサイトを併設していますが、完全にオンラインで展開している業者もいます。
店舗を維持するコストがかからないため、これまで以上に簡単にビジネスを始められるようになり、世界中の多くの人々がオンライン市場に参入するようになったのです。
しかし、それは同時に、Eコマース市場が急速に混み合ってきたことも意味しています。そのため、企業は自社を差別化し、顧客の注目を集めるために広告をオンライン化し、それがデジタルマーケティングにつながったのです。
デジタルマーケティングとは?
デジタルチャネルとは、企業がオンラインでターゲットとする消費者に到達するために使用できるあらゆる通信手段やプラットフォームのことです。
『消費者を顧客にすることを目的に、デジタルチャネルを通じてオンライン上で消費者にアプローチすること』
デジタルチャネルは
- ウェブサイト
- 検索エンジン
- 電子メール
- ソーシャルメディア・プラットフォーム
がこれにあたります。
つまり、Eコマースとデジタルマーケティングの関係性は、こうなります。
分類 | 内容 |
---|---|
Eコーマス | オンラインで製品を販売することを目的とする |
デジタルマーケティング | それを実現するためにビジネスを支援する |
デジタルマーケティングの利点
デジタルマーケティングは、印刷広告や看板などの従来のマーケティングと似ていますが、企業と消費者の双方にとって、さらにいくつかの利点があります。
費用対効果が高い
広告予算は、テレビ、ラジオ、印刷メディアで行うよりも、オンラインで行う方がはるかに多くなります。これは、デジタルマーケティング担当者が、適切な広告を、適切なオーディエンスに、適切なタイミングで提供することを、非常に具体的に行えるからです。
また、ソーシャルメディアなどのプラットフォームを通じて、お客さまが情報を広めてくれる可能性もあります。
多くの人々にリーチする
新聞やラジオ局などのローカルなプラットフォームに依存する従来のキャンペーンよりも、より多くの人々にリーチすることができます。
デジタルマーケティングは、新しい、時にはグローバルな市場でブランドを認知させ、売上を伸ばし、さまざまな人々が製品やサービスを利用できるようにすることができるのです。
より早く結果を出す
紙媒体の新聞広告で欲しい商品に出会っても、後でその商品を購入することを覚えているかどうかは別です。しかし、デジタル広告では、お客様がその場でアクションを起こすことができるため、購入に至る可能性が高まります。
顧客との信頼関係を構築する
企業は直接的なコミュニケーションを通じて顧客との関係を構築することができます。Eメールやソーシャルメディアなどのチャネルでは、従来のマーケティングでは太刀打ちできないパーソナライゼーションのレベルが実現できます。
この数十年の間に、Eコマースとデジタルマーケティングはビジネスを根本的に変えました。Eコマースの目的は売上を上げることですが、デジタルマーケティングは顧客とつながり、関係を構築することで、ビジネスの成功を支援します。