はじめに
”Googleデジタルマーケティング&Eコマース プロフェッショナル認定証" の受講が完了しました(2022/3/3)。私がこのコースから得られた素晴らしい体験を、テーマごとに分割して、わかりやすくご紹介しています。興味を持たれた方は、是非下記を受講してみてください。

倫理的なメール・マーケティング
キャンペーンを成功させるために重要なことは、倫理的なメール・マーケティングを実施することです。倫理的なメール・マーケティングとは、あなたのビジネスのモラルを維持しながら、読者に真の価値をもたらす戦略を立てることを意味します。倫理的なメールの書き方には様々な配慮が必要ですが、そのひとつが「言葉の選び方」です。
以下に、適切な言葉遣いで倫理的なメール・マーケティングを行う方法について説明します。
倫理的な言葉を使う
メールマーケティング担当者として、使用する言葉はコミュニケーションの受け取られ方に影響します。
倫理的なマーケティング用語に従わないメールは、スパムフィルターに引っかかり、顧客のメールボックスに届かない可能性があります。たとえ届いたとしても、読者にネガティブな感情を抱かせ、あなたの会社やその手法に不信感を抱かせる可能性があります。これは、あなたのブランドの声と誠実さを危険にさらす可能性があります。
あなたの言葉が操作的、誇張的、非倫理的、絶望的であると思われる場合、あなたのブランドの声と誠実さが危険にさらされる可能性があるのです。
信頼できる、誠実な言葉を使う
読者は、常にあなたを信頼できると感じているはずです。ブランドの声で本物の言葉を使うことで、読者との信頼関係が構築されます。会話形式で、顧客が心地よいと感じるようなフレーズを選ぶことを心がけましょう。
時間的制約のある言葉やフレーズは除外することを検討しましょう。
- "URGENT: Act Now" のような表現よりも
- "10% off inside"
のようなシンプルな表現のほうが、読者を惹きつけることができます。
スパムフィルターに引っかかる言葉の例としては、以下のようなものがあります。
- 今すぐ行動する(Act now)
- 今すぐ申し込む(Apply now)
- 急募(Urgent)
- 独占契約(Exclusive deal)
- 重要なお知らせ(Important information regarding)
- 残りわずか(This won’t last)
提供するものを正直に伝える
オファーが何であるかを正確に示すフレーズや言葉を選びましょう。
- セール商品がさらに50%オフ
であれば、その旨を明記しましょう。視聴者は、あなたが全体像を伝えていないとは思いたくないのです。ですから、あまりに大げさな表現を使うと、読者に伝わらない可能性があります。また、もしメールが届いたとしても、相手に「騙された」と思われるようなことは避けたいものです。
大げさなフレーズの例としては、以下のようなものがあります。
- 最高のオファー(Best offer ever)
- 素晴らしい取引(Fantastic deal)
- フリーマネー(Free money)
- キャッチフレーズなし(No catch)
- 手数料なし(No fees)
これらのフレーズは、お客様が騙されたと感じたり、誤解したりしないように、一般的に避けるべきフレーズです。
付加価値のある言葉を使う
何らかの価値を与える言葉を使うことで、読者がメールを開き、興味を持ってくれる理由を作ることができます。読者は、あなたがメールを開くよう、あるいは購入するよう懇願しているように感じたくはないでしょう。
- 私たちは、あなたがこれを好きだと思う(We think you'll like this)
- あなたのことを思って作りました(We made this with you in mind)
などのフレーズを使うと、読者はこのメールは自分のためのものであり、楽しんでくれるはずだと思い起こすことができるのです。
下記のフレーズは避けましょう。
- ご一読ください(Please read)
- あなたの力が必要です(We need your help)
- ご覧ください(You need to see this)