はじめに

”Googleデジタルマーケティング＆Eコマースプロフェッショナル認定証"　の受講が完了しました(2022/3/3)。私がこのコースから得られた素晴らしい体験を、テーマごとに分割して、わかりやすくご紹介しています。興味を持たれた方は、是非下記を受講してみてください。

セグメンテーションの必要性

セグメンテーションとは、メール購読者リストを、興味や地域、購入履歴などの基準に基づいて、より小さなグループに分けることです。メールリストを作成したら、それをセグメンテーションする必要があります。

セグメンテーションを使用することで、

リストは様々な基準でセグメントすることができます。ほとんどの企業は、

によってリストをセグメントしています。

地域によってリストをセグメントする場合、

によって行うことができます。このセグメンテーションは、購読者の物理的な場所に焦点を当てます。

あなたのブランドが10月の間、全ての注文に対して送料無料を提供しているにもかかわらず、それを米国内でしか提供していない場合、海外の顧客が誤解したり混乱したりしないように、リストを国別にセグメント化したいと思うでしょう。
ドイツ語圏の国に中国語で書かれたメールを送りたいとは思いませんよね？もし、いくつかの言語でメールを配信する予定があるのなら、言語ごとにセグメントすることを検討してみてください。
あなたがアジアのアパレル会社に勤めているとします。地域によって天候が大きく異なるため、環境または気候によってメールをセグメントしたいと思うかもしれません。アジアには、砂漠、熱帯雨林、ツンドラなど、さまざまな気候の地域があります。日本、中国、ロシア、韓国のように寒い冬を経験するお客様は、御社の新しい冬用コートに興味を持たれるかもしれません。

心理学的特性とは、顧客の活動、興味、意見に基づくものです。これには、

などの要素が含まれます。

地元の食料品店のデジタルマーケティングを担当している場合、食事の好みに基づいてセグメントすることができます。菜食主義者やグルテンフリーの顧客はいますか？ライフスタイルや食生活でセグメントすることで、有益で的を射たコンテンツを送ることができ、また、魅力的でないものや不快なものを送ることがないようにすることができるのです。
あなたが健康関連の会社に勤めている場合、サイクリングが好きな購読者は、世界で最も有名なサイクリングコースについて知りたいと思うかもしれません。しかし、ランニングを好む購読者がいるかもしれません。その場合は、セグメンテーションによって、代わりにランニングコースのリストを送信することができます。

人口統計データには、

などの情報が含まれます。

人口統計によるセグメンテーションは、心理学的特性が頻繁に変化するのに対して、かなり一貫した情報に基づいているため、非常に優れています。

あなたが旅行会社のメールマーケティングを担当しているとします。あなたの会社は、ニュースレターに掲載したい特別なロマンティック旅行のアイディアを持っています。各購読者が独身なのか、交際中なのか、結婚しているのか、家庭内パートナーなのか、家族がいるのかを知ることが重要です。そこで、家族の有無でリストをセグメント化するとよいでしょう。
1980年代に活躍した有名なバンドが20年ぶりに再びツアーを行うとします。あなたがメールマーケティングを担当しているコンサート会場では、彼らがあなたの会場でライブを行うことを告知したいと思います。しかし、ある年代以下の購読者は全く興味を示さないかもしれません。そこで、年齢別にセグメントされたリストで、そのバンドを楽しめそうな年齢層の購読者にターゲットを絞ることができます。

行動データとは、あなたのWebサイトで買い物をしたときに、顧客が取った行動、取らなかった行動を指します。これは、お客様がどのようにブランドや商品と関わっているかを知ることができる、最も重要なカテゴリーの1つです。

など、行動データに基づいてリストをセグメント化するための素晴らしい方法です。

スポーツ用品店で働く場合、購読者が初めてサイトを訪れたのか、それとも長年の顧客なのかを知ることで、メッセージを変更し、その顧客に適切なメールを送信することが可能になります。
新規のお客様には、「はじめまして、10％OFFです」というメールを送ると効果的でしょう。
長い付き合いのお客様には、「またお会いできましたね、お好きなチームのグッズを10％オフでご提供します」というようなメッセージを送ります。
また、頻繁に購入してくれる顧客には、ブランドへの忠誠心に基づいてリストをセグメントします。そうすれば、最も熱心な顧客だけに最もエキサイティングなオファーが送られることになります。

ツールを使って、リストをセグメント化することができます。