Ginの環境構築をdockerでやってみた

はじめに

Goの有名なフレームワークの一つであるGinを触ってみたいと思い、dockerで環境構築してみました。

Dockerでの環境構築

1.Ginのインストール

まず、Dockerfileを記述します。

FROM golang:latest

WORKDIR /code

docker-compose.ymlを記述します。

docker-compose.yml

services:
  server:
    build: .
    container_name: gintest
    tty: true
    volumes:
      - .:/code/
    ports:
      - 8080:8080

一度、go.modを作成するためにイメージを作成します。

docker compose build

ここから一旦コンテナを起動して、go.modを作成します。

docker compose run --rm server sh -c "go mod init gintest"

ginをインストールします。

docker compose run --rm server sh -c "go get github.com/gin-gonic/gin"

2.Ginが機能するか確認

Dockerfileを書き直します

FROM golang:latest

WORKDIR /app

COPY go.mod go.sum ./

RUN go mod download

COPY . .

RUN go mod tidy

RUN go build -o main .

CMD ["./main"]

main.goを記述します。
このコードでは、アクセスできたら{"message": "Hello, Gin!"}とjsonが表示されるようにしています。

main.go

package main

import (
	"github.com/gin-gonic/gin"
)

func helloWorld(c *gin.Context) {
	//リクエストが成功した場合に、JSONを返す
	c.JSON(200, gin.H{
		"message": "Hello, Gin!",
	})
}

func main() {
	//*gin.Engineをrに入れる
	r := gin.Default()
	//エンドポイントの指定
	r.GET("/", helloWorld)
	//サーバーを起動
	r.Run()
}

*gin.Engineは、エンドポイントやミドルウェアを登録する際に使うそうです。

*gin.Contextは、リクエストやURLのパラメーターにアクセスする際に使う構造体です。
こちらの記事を参考になるかなと感じました。

ここまでできたら、下のコマンドでイメージの再作成とコンテナの立ち上げを行います。

docker compose up --build

にアクセスして、

Ginの環境構築ができました。

感想

今までDjangoをかじっていましたが、結構構築の仕方が違うなと感じるところが多く難しく感じました。

ただginEngineやginContextの理解が奥深いと感じたので、これから勉強してみようかなと感じました。