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バーでマジシャンをやっていたオタクが「未経験からエンジニアに!」に釣られてIT系人間になったときのおぼえがき。

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雑記です。オチはない。

プログラムもマジックも似たようなもん

プログラムってすごいですよね。
ボタンを押したらお買い物が出来る。

マジックってすごいですよね。
指を鳴らしたらトランプが上に上がってくる。

ひとつのやりたいことを実現するために、裏ではいろんな処理が行われてるんですよ。
それが手先で行われてるか、機械で行われているかの違いだけです。
そう気づいた瞬間から双方の理解がグッと楽になったような気がしたのでメモしておきます。
めちゃくちゃニッチ。w

細かい実装、大きい挙動

いざ新しくもの作ろうと思ったとき、とりあえずは似たようなことをしてる人がいないか調べますよね。

「この部分はそのまま使ってもいいけど、この部分は変えたいな...」
「考えてた実装と全然違うけど、こういうアプローチもあるのか...」
なんてことはよくあることだと思います。

マジックでもプログラムでも。

トランプを一番上に上げるだけでも、いくつもの実装方法があります。
手先の技を使うもの、仕掛けのあるトランプを使うもの、その他いろいろ。
基本的な実装があって、応用的な実装もあって、それぞれにメリット・デメリットがあります。

これを念頭に置いてからプログラムを読むと、難解だったプログラムも多少はとっつきやくすなります。
ああこれは某プログラミングスクールのところにもあった基本的な実装だな、とか
この人の実装はこのケースに対応して書いた応用的な実装なんだな、とか。

そして本当に細かい実装についてはとりあえず理解しなくていいな、って部分も見えてきます。
自分は初め、ライブラリの中まで見て挙動を把握しようとしようとしていましたが、
マジック道具の材質にこだわるようなもので、一旦動く段階までは必要無い場合が多いです。
それはどういう道具(ライブラリ)でどういうインターフェースなのかをしっかり把握すればよかったり。
動き始めてから更に挙動を改善するためには見る場合もよくありますが...
買ったマジック道具がちゃちくてうまく動かなくて結局自作したりしますしね...似ている...

UXについて

それで苦心して作ったものは、観客(利用者)の体験によって評価されます。
そこで一番大事なのはUX(重言そう)だと思うんですよね。
業務アプリとかなら当然「やるべきことが行われている」のは大前提なんですが。
マジックで言えばこれは「失敗しない」とかそういうレベルなので。ありえない話としてよさそう。
でもまぁ失敗することもありますから、そのケースに対応出来るようにしておくのもプロですよね。
それも全部ひっくるめて、UXだと思います。

まとめ

何が言いたいかというと、どちらもUXを良くするのが至上命題なんですよね。
お客さんが「意識して / 無意識に」、「見るもの / 聞くもの」全てをきちんと考えて実装すれば、おのずと良いものになると思います。
無意識に見ているマーク、ちょっとした誘導の言葉端、そんなに深く考えずに選ぶであろう選択肢。
ひとつひとつに配慮して実装していきたいですね。

マジックでもプログラムでも。

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