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こんにちは!
株式会社Works Human Intelligenceに2024年新卒エンジニアとして入社したmaoです。

今回は、Qiitaの記事投稿キャンペーン最終日ということもあって、焦って執筆しました笑
当日まで合格ラインが科目A、科目Bの両方で600点以上取得しなければならないと知り、焦って科目Bの対策を積んだ程無知な私が基本情報技術者試験(以下、IPA)に合格するまでの話です。

ちなみに、あまり褒められたものではないのですが当日の得点は
科目A:625/1000
科目B:615/1000
でした、、、

どんな勉強すればいいか、逆にどんな勉強はダメなのか知りたい人はぜひご覧ください。

対象者

  • IPAの勉強を始めようか迷っている人
  • IPAに合格するのにどのくらいの勉強量が必要か知りたい人
  • 勉強方法のアンチパターンについて知りたい人
  • 試験が直前に迫っている人

注意事項

※実際の試験内容についての言及は制限されているので、試験の出題内容を知りたい場合は、他の対策本や基本情報技術者過去問道場などを活用することを推奨します。

要約

文学部出身の未経験エンジニアが合格ライン ギリギリ で合格した話です。
IPAの勉強に効果的な方法、アンチパターンについて記載しています!

勉強期間、勉強量

勉強期間:2024年6月初旬~7月中旬
勉強時間:約100時間弱
内訳:
 6月第1週:3h
 6月第2週:5h
 6月第3週:15h
 6月第4週:10h
 6月第5週:20h
 7月第1週:20h
 7月第2週:25h

スクリーンショット 2024-07-17 091719.png
※「得点率」と記載がありますが、正しくは「正答率」でした

※ちなみに、資格の学校TACによると 200時間 は勉強を積むべきとされています。(URL

得点推移

2024/6/19時点試験申し込み
2024/7/13試験受験

勉強方法、本番までの取り組み

前提として、大学時代に少し基本情報技術者試験にも出題されるような内容の授業を受講していました。
(IPAの分野でいうと、システム構成要素、ネットワーク技術、情報セキュリティ、システム開発技術、マネジメント系)

そのおかげで100時間の勉強で済んだと思います。実際はやはり200時間の勉強が妥当なのでしょう、、、

さて、本題に移りますが、
勉強をしていて効果的だった方法については以下だと思っています。

  • 計算問題は継続的な勉強が必要
  • 身近な例で覚えること
  • 時間帯によって勉強内容を変える
  • 自信のない分野に関しては書き残してストック
  • 自分の苦手分野の特定

計算問題は継続的な勉強が必要

暗記系のもの以外で計算問題が出題されますが、間違えた問題について一度解きなおして「理解できた」状態では再現性がありませんでした。日を置いて、過去問道場を解くなかで同じような計算問題が出題されたタイミングでも良いので、何も見ずに「解ける」状態になるまで継続的に取り組むことは必要だったと感じます。

弊社では、研修の一環でIPAの勉強をすることが求められ、業務時間内に取り組むことができました。
もし、日々のなかで継続的に取り組む時間の確保が難しければ意識的に1日〇〇問と決めて取り組むのが良いと思います!

身近な例で覚えること

IPAの対策本で、「イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室」という本があるのですが、その本にはだいぶ助けられました。
頭のなかでイメージが浮かびにくい私にとって視覚的なイメージ図は非常に有効でした!

時間帯によって勉強内容を変える

午前中など頭の働く時間帯は計算問題
午後や就寝前は記憶の整理に適した時間なので暗記問題や間違えた問題の復習などと時間の使い方を分けていたことは、やはり実際に効果があったと思います。

自信のない分野に関しては書き残してストック

私の場合は、Slackを活用してストックしていました。
試験前に自信のない分野を見て、実際にその分野について出題されたときは大歓喜でした笑

スクリーンショット 2024-07-17 091126.png

自分の苦手分野の特定

上記の通り、Slackにストックするのもそうですが、過去問道場で得点率の低かった分野については重点的に勉強するべきでしょう。

資格を所持するのに妥当な知識を全て有さないのはあまり、本質的ではない気もしますが、
勢いでIPA受験申込をし、短期間で合格することを目的とした私にとってはどうしても全ての分野を網羅的に勉強することはかないませんでした。
(その分、応用情報技術者試験のために勉強をしようと思います!!)

当日の取り組み

当日は、紙とペンが渡されます。画面上にメモを残すことはできません。
その紙に計算問題などメモをすると思いますが、後で振り返りやすいように問題番号や何の選択肢で迷ったかを記述しておきましょう。
意外と時間が足りませんでしたので、、、

科目Bは、ある程度(paizaでいうと、ランクAは解けないけどランクBはなんとかって程度)プログラミングを触ったことのある人ならば、
ぱっと見で難易度が分かると思うので、難しそうな問題は飛ばして次に進みましょう。
疲れてきたら、計算問題ではない情報セキュリティの分野に移ると良いのではないかと思います笑

勉強方法のアンチパターン

次に有効ではなかった勉強方法についてです。

  • 十分なインプットをしてからアウトプット
  • 過去問を解いて満足

十分なインプットをしてからアウトプット

確かにインプットなくしてアウトプットはできないと思いますが、自分が覚えられているかどうか確認する作業も重要だと思います。

アウトプットの結果によって、インプットする範囲や密度を変えようという話です。

過去問を解いて満足

合格ラインギリギリといっても、過去問道場では試験直前で正答率70%後半は安定していたので大丈夫だと思っていました、、、

例えば、3層クライアントサーバシステムはプレゼンテーション層・ファンクション層・データベース層から形成されるんだな、と覚えていても若干異なる文言で出題されます。

そのシステムがどのような場面で活用されるのか、適しているのか、などと周辺知識も覚える必要があったように感じます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
合格ラインギリギリで合格したとはいえ、「最低限このくらいは勉強しなきゃな」、というのが伝わっていれば幸いです。
読者のみなさまがIPA合格を機に自信が持てたり、キャリアアップにつなげられることを願っています!

今後も、エンジニアとしての備忘録や資格についての記事を発信できればと思っています!では!

参考

「令和06年 イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室」
https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13827-1

「基本情報技術者過去問道場」
https://www.fe-siken.com/fekakomon.php

Udemy「~始めから効率よく学ぶ~ 基本情報技術者試験 最速 合格講座」
https://works-hijp.udemy.com/course/lerning-fe/

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