はじめに
*この記事は、Rubyを使えば簡単に曜日を算出できるということを伝えたいという思いから生まれたものです。
さて、皆さんは「世界恐慌」と呼ばれるものを知っていますでしょうか?
おそらくご存知でしょうが、念のため簡単に説明しておきます。
世界恐慌とは?
1929年10月24日にニューヨーク・ウォール街の株式取引所で株価が大暴落したことによって世界的な不景気に突入しました。
これを世界恐慌といいます。
また、この株価大暴落は「暗黒の木曜日」とも言われいます。
暗黒の木曜日(1929年10月24日)って本当に木曜日?
世界恐慌の始まりが「暗黒の木曜日」と呼ばれていることについて、今更不信感を覚えたのでRubyを用いて検証しようと思います。
Rubyで曜日を計算する方法は?
.wday
メソッドを使うと、曜日を0(日曜)から6(土曜)の数字で表現することができます。
具体的な使用方法は以下のコードをご覧ください。
check.rb
# 今日は2024年6月3日(月)です。
week = ['日曜日', '月曜日', '火曜日', '水曜日', '木曜日', '金曜日', '土曜日']
now = Date.today
pp now.wday # 1
pp week[now.wday] # '月曜日'
いざ検証
では実際に、世界恐慌(1929年10月24日)が木曜日なのかを検証しようと思います。
check.rb
week = ['日曜日', '月曜日', '火曜日', '水曜日', '木曜日', '金曜日', '土曜日']
great_depression_date = Date.new(1929, 10, 24) # great_depression: 世界恐慌
pp week[great_depression_date.wday] # '木曜日'
わかってはいましたが、やはり木曜日でしたね。
結論
-
.wday
を使うと曜日を0(日曜)から6(土曜)の数字で表現することができる。 - 世界恐慌は本当に木曜日だった