概要
久々の投稿になりますが、AWSが提供している無料利用枠を活用してAWSの学習を行っています。
UdemyやAWSが提供しているハンズオンを活用して、AWSのサービスを使っている時に「無料枠」に収まっているのか気になりました。
というか、このまま放っておいて、課金破産とか想像すると夜も眠れません。なので、確認方法を調べてみました。既に誰かが調べているかもしれませんが、備忘として残しておきます。
前提・注意事項
・2022年7月時点の情報です。画面イメージは頻繁は時期によって変化するはずです
・他に適切な方法もあるかもしれません。あくまでも個人的な調査結果、判断なので、もし間違ってたり、他に簡単な方法等あればコメント頂けると泣いて喜びます私もアップデート事項等あればこのページを更新します。
・個人情報に関する項目についてはマスクしています
調査内容
今どのくらい使っているのか確認する
すると、「AWS Billing Dashboard」画面が開き、リアルタイムでの予測利用料金を確認することができます。
ま、あくまでも予測ということみたいなので、現時点での利用料金を確認するために、画面左側のメニューバーらしき欄にある「請求書」を選択します。
この時点で利用料金を確認することができるみたいですね。
※利用料金はめちゃ少ない?ですが。。
次に、少し下に画面をスクロールして「サービス別料金」を選択します。
すると、サービス別の利用料金の内訳を確認することができます。
さらに、サービス名の左にあるプラス(+)ボタンを選択すると、リージョン情報も表示されちゃうみたいです。これはありがたい。
ここまでの確認で、なにやらなにやらVPCでUSD 0.01くらい利用していることはわかりました。
ただし、ここで表示されている金額が無料枠の範囲に収まるのか、そうでなく実際に請求されるのかがわかりませんでした。
※有識者の方であれば常識なのかもしれませんが。。
無料枠の上限と現在の使用量を確認する
成就した画面左側のメニューバーらしき欄にある「Free Tier」を選択し、無料枠の上限と現在の使用量を確認してみます。
画面を右にスクロールすると上限に対する使用率(MTD 実際の使用率%/MTD 予測の使用率%)を確認することができるので、こっちの方が視認性が高いですね。
※MTDとはMonth To Dateの意味。つまり、「その月の初日から同月のその時点(今月の初めから今日)まで」を表す
結論
ここまでの確認にて、無料枠の上限を超えていないように見えます。
それに加えて、事前に「アラート設定」しておいた無料枠利用枠を85%を超えたあたりで飛んでくるはずのメール通知も来ていません。
※アラート設定については下の補足資料を見てみてください。
上記2点から、無料枠の範囲内と判断しています。
2022/7/14更新
AWSサポートに念のため上記の考えで問題ないか(請求されないよね?ハァハァ)確認したところ、以下サービスは無料枠内ではないため、請求されるという回答がありました。
ガーン... 確かに上記サービスは以下のURLで確認したら無料枠としてヒットしませんでした。
AWS 無料利用枠
結論をまとめると、これまで説明したマネジメントコンソールやアラート通知有無の確認だけでは不十分です。
加えて、無料利用枠外のサービスを利用していないかどうか確認が必要ということになりそうです。もし利用していた場合は請求の可能性があります。
※Udemyなどのハンズオンで利用するサービスが無料利用枠内かどうか注意が必要です。
補足 ~無料利用枠のアラート設定~
参考
無料利用枠の上限を超えているかどうかを確認するにはどうすればよいですか?
AWS無料利用枠を上手に活用するために〜無料利用枠の概要と請求管理についてポイント解説〜
AWS 無料利用枠
AWS 無料利用枠に関するよくある質問