【Docker】軽量なTerraformコンテナを立てる

Terraformとは

インフラ構築や設定をコード(テンプレートファイル)を使って自動化するためのツールで、
Infrastructure as Codeによるコードベースで安全で効率的にインフラを管理できる。

複数クラウドに対応しており、OCIだけでなく他のクラウドでもTerraformを利用することができる。

dockerfileとdocker-composeはgithubで公開しています。

dockerfileの作成

ベースイメージはalpineを利用します。
ARGでterraformのバージョンを指定しています。

また、terraform init時にcurlを利用するので、
apk addでcurlをインストールしています。

FROM alpine:3.10

ARG terraform_version="0.12.5"

# Install terraform
RUN apk update --no-cache \
    && apk add --no-cache \
        wget \
        unzip \
        curl \
    && wget https://releases.hashicorp.com/terraform/${terraform_version}/terraform_${terraform_version}_linux_amd64.zip \
    && unzip ./terraform_${terraform_version}_linux_amd64.zip -d /usr/local/bin/ \
    && rm -rf ./terraform_${terraform_version}_linux_amd64.zip \
    && mkdir terraform

docker imageの生成

dockerfileがある階層で以下を実行します。

$ docker build -t alpine-terraform .

docker-compose.ymlの作成

[Your terraform project]には、terraformのコードがあるパスを指定してください。

version: '3'
services:
  web_container:
    image: alpine-terraform
    restart: always
    container_name: terraform_container
    volumes:
      - [Your terraform project]:/terraform
    tty: true

terraformコンテナの起動

docker-compose.ymlがある階層で以下を実行します。

$ docker-compose up -d

terraformコンテナへ接続

docker exec -it terraform_container /bin/sh

terraformディレクトリがあるので、その中でterraformを実行していきます。