はじめに
先日、プログラミング言語別年収ランキング2018という記事を見まして、Go言語が1位でした。今後はGo言語の需要が増えそうなので、今更ですが学習していきたいと思います。
今回はGo言語の所感と、Go言語のインストールと、IDE環境をインストールして開発環境を構築します。
環境はWindows10環境です。
Go言語?
最初にGo言語のソースコードを見たとき、シンプルに記述出来て良さそうと思ったのですが、よく見るとC言語なのどの、手続き型プログラミングでした。
手続き型プログラミングは苦手意識が有り、その理由として自動でやってくれないメモリ確保・開放、例外処理はないし、関数や変数の範囲が絞れない、一部だけが違う関数が山のようにある。おまじないコード、一定数でいる難読なコードを生産するプログラマ。バグの温床がアチラコチラにあって、品質がちっとも上がらない。単体テストをパスしても、結合テストでバグがになることもしばしば、エラーや不具合が発生しても原因の特定が困難な事が多々有りました。
そこの頃にオブジェクト指向言語、C++(より正確に言うとVC++)と出会い、どんどん好きになったのですが、色々できる分覚えることも多く、MSの仕様も絡んできて、何が起きてるかわからない部分も多く、肥大化するコードと日々戦っていました。
Java言語が出てきてた時、C++と比べるととても言語がシンプルで、あれこれできないがその分やりたいことに集中できる。また、環境依存も少ないことも魅力で、とても好きになりました。
が、最近のJavaが仕様がごちゃごちゃしてきて嫌気がさし、よりシンプルな開発言語を求めていました。
今わかってることは(全部らしいということだけ)
- 静的型付け。
- GC(ガベージコレクション)がある。
- 標準ライブラリが揃ってる。
- Genericsがない。
- クラス、継承がない。
- アクセス指定子がない。
- try-catchのような例外処理がない。
- 自由がない。
- スレッド処理?並列処理が得意。
今はまだわかっていないことは
- 例外はどう扱うのか?
- 抽象クラスのような、制約をつけられるのか?
- 並列処理で一意性はどう保つの?
- 関数への値は、値?参照?
- 簡単に記述できるの?
- 学習コストは?
Go言語インストール
Go言語をダウンロードしインストール。環境設定を行います。
ダウンロード
ファイルは次からダウンロードします。
https://golang.org/dl/
選択するとファイルがダウンロードされ、次の画面が表示されます。
ダウンロードしたファイルを起動します。
今回は、「go1.11.windows-amd64.msi」でした。これを起動します。
セットアップウィザードが起動するので、内容に従って選択し、インストールしていきます。
選ぶ場面はほとんどありません。
一瞬だけ表示される画面
セットアプウィザード起動画面
インストールを続けるので「Next」ボタンします。セットアプウィザードを終了する場合は「Cancel」ボタンを押下します。
ライセンスの同意
ライセンスを確認し、同意できる場合は、インストールを続けるので「Next」ボタンを押下します。
インストールフォルダ指定
Go言語のインストールするフォルダを指定します。デフォルトは「C:\Go\」です。変更する場合は値を変更し、「Next」ボタンを押下します。
インストールする準備が整いました。
インストール中....
インストールを開始すると「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」画面が表示されるので、「はい」を押下します。
インストール完了
インストール後の確認
コマンドラインを起動します。(Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを起動して、「cmd」と入力後に、「Enter」キーが楽だと思います。)
下記のコマンドを実行し、バージョン名が表示されていれば大丈夫です。
>go version
go version go1.11 windows/amd64
環境変数
インストールが完了すると、下記の環境変数が追加されます。
GOPATH=C:\Users[ユーザ名]\go
GOROOT=C:\Go\
GOROOT
は、インストールディレクトリです。
GOPATH
の作業用のディレクトリになり「%GOPATH%\bin」にbin 実行可能コマンド配置されます。また、「%GOPATH%\src」Goのソースファイルが配置されます。
インストールが完了すると、下記の環境変数に追記されています。
PATH=C:\Go\bin;%GOPATH%\bin
IDEインストール
今回は、Go言語用IDEのLite IDEをインストールします。他にもEclipse、 Visual Studio Code、Atomなどもあるようですので、お好みの環境を選べば良いかと思います。
ダウンロード
以下の場所からインストールファイルを取得します。
Github(https://github.com/visualfc/liteide)
Home(http://liteide.org/en/)
Githubから取得する方法を記載しておきます。
「releases」を選択します。
Windowsのパッケージを選択します。今回は「liteidex34.2.windows-qt5.9.5.zip」を選択します。
ファイル展開
エクスプローラーから対象のファイル選択し、右クリックでメニューを表示し「すべて展開」を指定します。
展開するフォルダを聞かれますので、適当なフォルダを指定し、「展開」ボタンを押下します。
展開が完了すると展開したフォルダに「liteide」ディレクトリがありますので、このディレクトリを実行したい場所に移動させます。
LiteIDEの起動
先程展開し移動した「liteide」以下にある「\bin\liteide.exe」を実行します。
環境設定
環境を「system」から「Win64」に変更します。(他の環境の場合は環境に合わせて変更して下さい。)
終わりに
今回はインストールと環境設定を行いました。次回からGo言語プログラミングを進めて行きたいと思います。
勘違いなどあればご指摘、ご意見頂けると助かります。