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【SAP学習】SAP HANA Express Edition(VM方式)をインストールしてみた

Last updated at Posted at 2023-12-03

SAP HANA体験版(VM方式)をインストールする時のメモです:

環境:

OS: Windows 11 Pro
HOST機RAM:16G
VMware Workstation 17 Pro 試用版

準備作業:

1.Universal IDが必要です、無料で作れるため、作ってください。この画面でログイン出来たらOKです。ログインできない方は無料アカウントを作って下さい。

ログインURL:

2.SapMachineをインストール

SapMachine:SAP によってリリースされた OpenJDK のビルドである。

ダウンロードURL:

最新版をダウンロードします。

ダウンロードした媒体:

ダウンロードした媒体をクリックしてインストールする:

全てを選択してインストールする

インストール後、JAVA_HOMEとPATHを確認する。
JAVA_HOME:先ほどSapMachineをインストールしたフォルダー、JDKの場所。

PATHに以下のフォルダーが追加されている:

3.VMware Workstation 17 Proの試用版をインストールする:
ダウンロードURL:
https://www.vmware.com/products/workstation-pro/workstation-pro-evaluation.html

試用版をダウンロードする。

ダウンロードした媒体:

インストール手順は略。
インストール完了後、Windowsを再起動する。

SAP Download Manager (DM)をダウンロードする

ダウンロードした媒体SAP Download Manager (DM):

SAP Download Manager (DM)からSAP HANA Express Editionをダウンロードする

ダウンロードした媒体SAP Download Manager (DM)をクリックし実行する:

VMにメモリが16G設定できる場合、この2つを選択し、ダウンロードする
・Getting Started with SAP HANA, express edition (Virtual Machine Method)
・Server + applications virtual machine

VMにメモリが8Gしか使えない場合、この2つを選択し、ダウンロードする
・Getting Started with SAP HANA, express edition (Virtual Machine Method)
・Server only virtual machine

このメッセージがでたらダウンロード完了

ダウンロードしたファイル:

・Getting_Started_HANAexpress_VM.pdf:インストールガイド
・hxexsa.ova:VM用イメージファイル(Server + applications virtual machine)
・hxe.ova:VM用イメージファイル(Server only virtual machine)

VMからSAP HANA Express Editionを起動する(Server only の場合)

VMイメージファイルを選択する

仮想マシンの名前およびストレージパスを入れる、インポートボタンを押下する

インポートには3分ほどかかりました。

インポート完了後

ネットワークを設定
仮想ネットワークエディタを起動する。
VMnet1を選んで、【設定の変更】ボタンを押下する

VMnet0を選んで、ブリッジにネットワークを選択する

VMを起動し、初期設定

仮想マシンの再生をクリックし、VMを起動する

起動中

キーボードを日本語設定する。

上キー、下キーでキーボードレイアウトを選択する、
選択出来たら、Tabキーでフォーカスを移動し、[OK]のところでenterキーを押下する。

タイムゾーンを日本にする。

リージョンにAsia、タイムゾーンにJapanを選択する、[OK]を押下する。



ここにIPアドレスが表示されない場合、ネットワークの設定に問題がある。ネットワークの設定をし直してください。

初回目のログインは以下のユーザーIDとパスワードを入力する:
hxehost login:hxeadm
Password:HXEHana1

一回目のログインにはパスワードの変更が求められる
新しいパスワードを入れてEnter、確認パスワードをを入れてEnter(パスワードは忘れないで)

HANA DatabaseのMasterのパスワードを設定する(パスワードは忘れないで)

設定完了

Yを入力してEnter、以下の画面が表示される

しばらく待つと、以下の画面が表示される.なんかOut of memoryが出たけど、起動はできたようです。

Hostsを編集する
hxehostのIPアドレスはVMのプライベートのため、ローカル環境からアクセスできるように、Hostsを以下の編集が必要です。

先ほどのサーバーIPアドレスを入れる
192.168.3.175 hxehost.localdomain hxehost

テスト:
URL:http://192.168.3.175:8090/
を接続してみます、以下の画面が表示される、成功。

VMからSAP HANA Express Editionを起動する(Server + applications の場合)

RAMは16Gしかないため、ローカルは4G、VMに12Gで設定してみます。

設定手順はServer onlyと同じですが、ProxyやXSAの設定を聞いてくる。

サーバーを起動する

サーバーIPアドレスが変わったのでHostsに以下のIPを修正する
192.168.3.170 hxehost.localdomain hxehost

メモリが足りないせいが、30分以上かかりました。
Congratulations! SAP HANA, express edition 2.0 is configured.
というメッセージが出たら成功です。

テスト:
・XSAを確認:
VM側、ログインコマンド:xs-admin-login
ユーザー:XSA_ADMIN
パスワード:HANA DatabaseのMasterのパスワードを入力

ホスト側で確認:
URL:https://192.168.3.170:39030

・SAP Web IDEを確認:
VM側、WEBIDEのステータス及びURL確認コマンド:xs apps | grep webide

ステータスー=STARTEDの場合正常に立ち上がっていること

ホスト側で確認:
URL:https://hxehost:53075

ユーザー名:XSA_DEV
パスワード:HANA DatabaseのMasterのパスワードを入力

以下の画面が表示されたら成功です。

・CockpitのADMIN画面を確認:
VM側、ステータス及びURL確認コマンド:xs apps | grep cockpit-admin-web-app

ホスト側で確認:
URL:https://hxehost:51047

ユーザー名:XSA_ADMIN
パスワード:HANA DatabaseのMasterのパスワードを入力

以下の画面が表示されたら成功です。

・Cockpit画面を確認:
VM側、ステータス及びURL確認コマンド:xs apps | grep xsa-cockpit

ユーザー名:XSA_ADMIN
パスワード:HANA DatabaseのMasterのパスワードを入力

以下の画面が表示されたら成功です。

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