概要
2024年12月4日に開催された「ThoughtSpot Day in Tokyo 2024」というイベントに参加しました。撮影が禁止されており、メモも残していないため、概要のみをお伝えします。私はイベントの内容をまとめることが得意ではありませんが、私なりの感想を速報といった位置付けで記述します。
ThoughtSpot がどういった製品であるかについては下記の記事にて整理しております。
引用元:自然言語処理による革新的なデータ分析サービス:ThoughtSpotの概要とそのユニーク性 #生成AI - Qiita
イベント概要と会場
ThoughtSpot Day in Tokyo 2024」は、データ分析プラットフォームを提供するThoughtSpot合同会社が主催するイベントで、2024年12月4日(水)に東京の神田明神ホールで開催されました。
引用元:ThoughtSpot Day in Tokyo 2024 (12月4日開催)
神田明神ホールは神田明神の隣にあり、とても素晴らしい会場でした。ITイベントがこのような場所で開催されるのは珍しく、ThoughtSpotという製品がユニークであるように、会場も印象的でした。
イベント内容
基調講演
基調講演では以下のタイトルで講演が行われました。
引用元:ThoughtSpot Day in Tokyo 2024 (12月4日開催)
ThoughtSpot Inc.のCDOであるスミート様の講演内容は、自社製品に対する情熱を強く感じさせるものでした。このように経営陣から直接熱意を伺える機会は貴重だと実感しました。「終わりなきBIバックログ(The endless BI Backlog)」という言葉を用いて、BIの現場で次々と新たな要求が生まれる状況が的確に説明されていました。このような課題に対応するソリューションとして ThoughtSpot が存在することを理解することができました。
休憩 & スナックタイム
休憩時間には、「ThoughtSpot」と刻印されたどら焼きが配られました。このような細かな演出がとても気に入りました。
また、イベントで開催されていたスタンプラリーも会場に合わせて和のテイストになっており、良い雰囲気でした。
テクノロジーパートナー講演
テクノロジーパートナー講演では、以下のタイトルで講演が行われました。
特に印象に残っているのは、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社の今井様のデモです。Googleスプレッドシート上で、そのデータをThoughtSpotでシームレスに可視化するデモを行っていました。GoogleスプレッドシートとThoughtSpotの両方を導入している企業であれば、データ活用促進に非常に役立つ機能だと感じました。機能の詳細については、過去に投稿されたThoughtSpotのブログ記事で説明されています。
引用元:Googleスプレッドシートでのデータ分析にThoughtSpotを活用する方法
ThoughtSpot導入企業による事例発表
ThoughtSpot導入企業の方々が以下のタイトルで発表を行いました。
京セラ株式会社の発表では、全社員である25,000人が利用できるようにし、月間アクティブユーザー数が3,300人(monthly active users)に達しているとのことでした。製造業であるため、パソコンの前で業務を行わない方も多い中、ほぼ全社員が利用している状況だそうです。ThoughtSpotが全社的な利用に耐えうるサービスであることを改めて認識しました。ThoughtSpotにはマルチテナント機能があるため、全社的な利用が可能であることは知っていましたが、実際に全社的に利用している企業があるという実績を確認できました。
引用元:Multi-tenancy with Orgs | ThoughtSpot Cloud
登壇者との交流 / ブース展示
最後に、登壇者との交流とブース展示の時間が設けられました。その際に配られた甘酒がとても美味しかったのですが、どのメーカーのものだったのか聞かなかったことを後悔しています。
記事投稿後に下記のあまざけであることを教えていただきました。とりあえず、購入してみました。
引用元:丹山酒造のお酒 一覧 | 【公式】京都・嵐山上流の蔵 丹山酒造(たんざんしゅぞう)
まとめ
ThoughtSpotという製品は日本では普及が始まった段階ですが、この製品に興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。TableauやPower BIと比較すると日本での情報が少ないかもしれませんが、多くの方からサポートを受けられる今が導入のチャンスです。私はいくつかの製品におけるコミュニティの発展を見てきましたが、最初からそのコミュニティに関わることで、得られる情報量も多く、関係者から継続的に充実したサポートを受けることができました。いわゆるアーリーアダプターとしてコミュニティに参加することで、自分の所属する組織に対して一定の価値を提供することができました。少しでも興味があれば、ThoughtSpotに一歩踏み出してみるのも良いかもしれません。今がチャンスです。