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Databricks にて dbutils.notebook.run によるノートブックワークフロー実行に関する出力結果が改善されていることに歓喜

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概要

Databricks で他のノートブックを実行する際にdbutils.notebook.run機能を使用する際の出力結果が非常に見やすくなりました。この変更は少し前から適用されていましたが、Databricks Release のドキュメントではまだこの点についての言及がないようです。私のようにdbutils.notebook.runを単体テストに頻繁に使用しているユーザーにとっては、この視覚的な改善は大変喜ばしいことです。ただし、ジョブの実行結果を確認するには、Start timeまたはEnd Timeをクリックする必要がある点に留意してください。新しい UI について解説します。

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ノートブックワークフロー実行に関する出力結果について

新旧比較

従来はNotebook job #{job_id}のような質素なものでした。実行するノートブックが少数や並列で実施しない場合などには特に不便ではありません。単体テストやテーブルの作成を実施する際などには 50 以上のノートブックを実行することがあり、エラーが起きた時などにはどこでエラーが起きているかを確認することが困難でした。

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引用元:Run a Databricks notebook from another notebook | Databricks on AWS

新 UI では下記画像のようになり、開始時刻、実行しているノートブック、実行状況、および、パラメータを確認できるようになりました。

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出力される項目

2024年5月15日時点で、出力される項目としては次表の項目があります。非表示になっている項目については、後述の方法で表示することができます。

# 項目 デフォルトでの表示 概要
1 Run ID ノートブック実行(ジョブ)のラン ID
2 Start time ノートブック実行(ジョブ)の開始事項
3 End Time ノートブック実行(ジョブ)の終了事項
4 Notebook Path ノートブックのパス
5 Duration 実行時間
6 Status 実行状況
7 Error code エラー時の出力結果
8 Run parameters 実行時のパラメータ

Tips

実行中のノートブックを停止する方法

右端にあるを選択することで実行中のノートブックを停止できます。

image.png

実行結果のジョブ画面に移動

Start time、あるいは、End Timeをクリックすると、実行しているジョブの画面に移動します。

image.png

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実行しているノートブックに移動

Notebook Pathをクリックすると、実行しているノートブックに移動できます。

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非表示の項目を表示

右端にある窓枠のようなロゴを選択し、表示したい項目(例:Run IDをクリックすると表示されます。

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