はじめに
Salesforceの国内最大のイベントである「Salesforce World Tour Tokyo2019」に行った際に、Einsteinボット体験ワークショップに参加してきました。
いい機会なのでそのときの内容を元に使い方を簡単にお伝えできたらなと思います。
※細かい使い方の説明ではなく、Salesforceで簡単に構築できるボットがあることをご紹介する程度の内容です!
初期設定
まず最初の設定です。
設定から「Einsteinボット」を選択して有効化しましょう。
Einsteinボットの新規作成
設定ページを下にスクロールして「私のボット」セクションにある「新規」ボタンを押しましょう。
するとボット名などの設定内容入力ダイアログが出てくるので必要なものを入力してボットを作成しましょう。
作成すると以下のようなEinsteinボットビルダー画面が出てきます。
主にこの画面上でボットを構築していきます。
Einsteinボットの編集
ここでは悩みを聞いてアドバイスをくれるボットを作っていきます。
まずは最初のダイアログを作成します。
左のメニューバーからメインメニューを選択しましょう。これが最初のダイアログになります。
画面中央にメッセージ・質問・アクション・ルールが表示され、それぞれ作成することができます。
まずはメッセージを作成します。
メッセージを作成した後は質問を作成します。
先ほど作成したメッセージの下に「+」ボタンがあるのでそれをクリックします。
するとまたメッセージ・質問・アクション・ルールが表示されますのでどんどん作っていきます。
質問に回答した後は別のダイアログを表示したいため、「次のステップ」セクションから「別のダイアログを開始」を選択し、ダイアログを新規作成します。
プレビュー
せっかくなので出来上がったものをプレビューしてみます。
※本来は組み込みサービスの設定等々をしないとプレビュー機能を利用できないのですが今回は割愛しています
プレビューするためには有効化が必要なのでまず有効化しておきましょう。
その後画面右上のプレビューを押すとチャットが開始できるようになりますので送信ボタンを押して開始しましょう。
まずどんな悩みなのかの質問と選択肢をボタンで表示してくれます。
ボタンを押して回答するとその次に設定したダイアログが表示されます。
今回作成したチャットはこんな感じです。
最後に
今回は非常に簡単なボットの構築までで大したことはしていませんが、もちろんユーザの回答内容によって次のダイアログを分岐できたり、変数に回答内容を保存してメッセージに表示できたりします。
チャットボット自体はこれからもどんどん使われていくかなと思うので、特にSalesforceのゲストユーザやコミュニティユーザ向けに使えるところがないか考えていきたいですね。
ひとまずはEinsteinボットのお手軽さが伝われば幸いです。
それではよいSalesforceライフを( ^_^)/~