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FreeNAS-11.2-U5で発生したディスク故障とカーネルパニックの対策

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ディスクが壊れた。ブートしない。

FreeNAS-11.2-U5でデータドライブの一つがSMARTエラーを吐き故障。
ひとまずディスクを取り外してブートしたが、以下のエラーを吐いてKernel Panicしてしまう。

solaris assert: dmu_object_cvlaim(zfsvfs->z_os, obj, DMU_OT_PLAIN_FILE_CONTENTS, 0, obj_type, bounslen, tx) == 0 (0x11 = 0x0), file: /freenas-releng/freenas/_BE/os/sys/cddl/contrib/opensolaris/uts/common/fs/zfs/zfs_znode.c, line: 819 cpuid = 0
(以下略)

次の様な対応でとりあえずブートすることができた。

対応内容

  • 1 すべてのデータドライブをはずすとFreeNAS自体をブートさせることができるので、まずそのようにしてブートする

  • 2 管理コンソールにログインする

  • 3 System → Tunables → Tunables → Add で次の値を追加する

キー
Variables vfs.zfs.zil_replay_disable
Value 1
Type sysctl

SSHでログインして /etc/sysctl.conf を書き換えても効果がないのでGUIから設定する必要がある。

  • 4 シャットダウンし、健全なディスクのみ戻し起動すると、カーネルパニックを起こすこと無く起動する。

あとは一般的なZFSの対処で回復できそうな気がします。私の場合はDEGRADED状態でデータにアクセスできたので、重要なデータのバックアップを行ってから、ディスクの交換とリビルドを行う予定です。

参考

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