Google Nextに参加してきたので備忘録として残します。
基調講演:Build What's Next - 次世代のクラウドをつくる
クラウドの発達によりインフラ構築が容易になっており、開発者にとって絶好のタイミング。
Google Cloud PlatformはGoogleのプロダクトの中でも急速に発展しているものの一つ。
ネットワーキング
33カ国70のエッジロケーションでレイテンシーを小さくし、パフォーマンスを高くしている。
セキュリティ
セキュリティ専門家を500人以上スタッフとして抱えている。
物理的にも、護衛やカメラ、「ミッションインポッシブル」のような赤外線画像、レーザー検出、生体スキャンを用いている。
フルスタックで、ハートウェアなどを自前ですべて構築している。
Aimingの事例 小林俊仁
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設立当初からミッドコア層を照準を置いている
GCPを選んだ理由
既存の海外タイトルにてコスト圧縮が必要だった
オペレーションの煩雑さが一気に改善できた
ログ容量や計算量がお金かかりすぎる問題をBigQueryで解決できた。
→速いし安いし大容量。
→これまで残しておきたかったけど残せなかったログも残せるようになった。
BigQuery,Cloud SQL,LB,Cloud Storage,Cloud Monitoringなどを使用している
Nearline
アーカイブストレージを簡単にする。
テープ並の価格とオンライン並のアクセス速度を兼ね備えたプロダクト
https://cloud.google.com/storage/docs/nearline
意外と簡単、AI を使ったリアルタイム モバイルゲーム開発
Firebaseの機能
1.リアルタイムデータベース
2.ユーザー認証
3.静的ファイルホスティング
リアルタイムデータベースを使うことにより
1.マップ上の位置情報の同期
2.Docsで他のユーザとのコラボレーション
3.ゲームで対戦など
が可能
1.複雑なトランスポートはFirebaseの方で対応してくれており、あまり意識する必要ない
2.信頼性の低いネットワークでもオフラインモードで対応できる
3.複数のプラットフォームでも対応可能
Kubernetesのコンテナ技術ですべてをシンプルに
まずはコンテナの概要説明。
Googleではすべてがコンテナで実行されている。
GmailやWeb検索、MapReduceなども
コンテナのメリット
1.パフォーマンス
2.再現性
3.サービスの質
4.可視性
5.課金
6.移植性
Kubernetesとは
コンテナのオーケストレーター
Dockerコンテナを実行
複数のクラウドおよびベアメタル環境をサポート
マシンではなくアプリケーションを管理
Kubernetesで重要な4つの機能
Pod
密結合したコンテナ＆ボリュームの小規模な集合体
Replication Controller
望ましい状態の維持を担当
現在の状態を監視
Service
1つのものとして振舞うPodの集合体
健常なPod間の負荷を平衡に保つ
Labels
キーとバリューの組み合わせ
検索や集合の操作に使える
Google Container Engineは近日中にα版からβ版にアップ予定
Google が描く、MapReduce を超えたビッグデータの世界
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BigQuery
Google社内ではMapReduceではなくDremel(=BigQuery)が使われる。
超並列クエリサービスであるBigQueryだと1000億行のフルスキャンを20秒程度で実行可能。
(仮に1台のサーバで実行すると10数時間以上かかる)
fluentdなどでインポートしたデータをBigQueryで解析し、tableauなどBIツールにエクスポートし可視化することが可能。
メリット
1.非常に高速
2.直感的なSQL
3.低コスト
4.フルマネージド
Cloud Dataflow
1.バッチ処理やストリーム処理
2.フィルタリング、データ変換、データ付加
3.コンポジション、オーケストレーション
Cloud Dataflowを使うことによってサジェストを簡単に実現することができる
メリット
1.フルマネージド
2.バッチ+ストリーム処理
3.容易なパイプライン設計