はじめに
◆この記事は何?
この記事では、「私がアウトプットを実践することで得られた経験」と「具体的な記事の書き方」を共有します。
全くアウトプットできなかった私が、この1週間で5本の記事を書けました。
どんな変化があったかを共有します。
この記事は、2024年3月24日に開催されたLT会の発表資料です。
◆対象は?
アウトプットに興味はあるが、なかなか実践に移せていない人
◆この記事のねらい
アウトプットのやり方や思考法について参考にしてもらい、アウトプットに繋げてもらう
先に結論
- 反応が期待できる場所で、とりあえずやってみる
- 技術記事の書き方=「ファクト」+「自分なりの視点」
- 「自分なりの視点」とは、感想、意見、経験、得意領域との組み合わせ
自己紹介
花田と申します。
データサイエンティスト/機械学習エンジニアとして働いています。
これまでは、資格を取ることで知識を獲得してきました。しかし、実際にアウトプットする機会はほとんどありませんでした。
Qiitaにアカウントは作成しましたが、習慣的に投稿するまでには至らない状態でした。
保有している資格の例
◆データサイエンス系
- 統計検定2級
- 統計検定 データサイエンス発展
- G検定
- E資格
- JDLA Generative AI Test 2023
- データサイエンティスト検定
- データサイエンス数学ストラテジスト
- AI実装検定S級
◆AWS認定
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWS Certified Solutions Architect - Associate
- AWS Certified Machine Learning - Specialty
◆IPA
- 基本情報
- 応用情報
アウトプットしたいと思った理由
たくさん資格を取っても、基礎から身についていないように思えていました。
付け焼き刃の側面がありました。
そんな悩みを抱えながら、名著「世界一流エンジニアの思考法」で以下のような一説に出会い、大きな影響を受けました。
私は彼らより「時間はかかるけど、やろうと思ったら誰でもできる基礎」ができていないのだ。
という一節や、
最初からアウトプットを意識
というスタイルに刺激されました。
「2024年4月のIPA試験の勉強を通じて、アウトプットできるようになりたい」と決めました。
きっかけ
3月上旬に、勉強会に参加しました。
初めての社外の勉強会参加でした。
勉強会で、学んだことをアウトプットする時間がありました。
私は、mermaidでシーケンス図を書いて、デジタル署名について参加者さんに共有しました。
すると「シーケンス図が綺麗」や「mermaidは知らなかった」などの反応をいただきました。
「これはもしかすると価値があるのでは?」と思い、最初の記事を書きました。
さらに記事に反応をいただきました。
次に書いたのがこちらです。
反応を貰いやすいところで、「とりあえずやってみる」ことの重要性を理解しました。
やってみると反応がもらえることがあり、記事の改善や継続のモチベーションにつながります。
Qiitaのトレンドにも入り、より加速しました。
そして、徐々に書き方がわかってきました。
技術記事の書き方
記事に「型」がある
技術記事に型があることがわかってきました。
- 「はじめに」
- ①この記事は何か
- ②対象は誰か
- ③ねらいは何か
- 結論
- 中身
- 「おわりに」
上記の「型」が自分には合っていました。
本記事も同じ構成になっています。
技術記事=ファクト+自分なりの視点
「技術記事=ファクト+自分なりの視点」だと分かってきました。
ただのファクトだけだと、他の方がすでに書かれている内容と重複します。また、本にあることをそのまま書いてしまうことになりやすいです。
「自分なりの視点」とは、感想、意見、経験、自分の得意領域との掛け合わせなどです。
私の場合だと、mermaid(シーケンス図)とセキュリティを掛け合わせました。
この記事自体も、「アウトプットする方法」だけだと世の中にたくさんあると思いますが、私自身の経験を組み合わせています。
同じような境遇の方にとって参考になればと思っており、大げさに言えば、経験を組み合わせることで価値を高めています。
アウトプットして良かったこと
記事を書くと、知識が定着するようになりました。
いま書いた記事の内容は何も見ずに説明できる自信があります。
これは、以前の私にはなかった自信です。
これまでの試験勉強と大きく違う実感があります。
アウトプットできるようになって良かったです。
おわりに
全くアウトプットしてなかった私が、アウトプットできるようになった経験を共有しました。
これからは、記事を通じて周りのエンジニアさんとコミュニケーションをとり、自分なりのアウトプットを磨いていきたいと思います。
反応いただけると嬉しいです。
反応されてアウトプットできるようになったと思っていますので、私も反応しにいきます。
皆さんのアウトプットを見ることができれば、私も刺激を受けると思います。どんな小さなことでも共有していただけると幸いです。
記事を書いたら是非教えてください。
それでは。