OS Xには標準でRubyがセットアップされていてこれを使ってCocoaPodsがインストールできる。ただ標準で入っているRubyは/usrディレクトリ以下に入っているためRubyGemsで何か入れようとするといちいち管理者権限(sudoでの実行)が必要になって面倒。
RubyではrbenvやRVMなど複数のバージョンのRubyを管理するためのツールがある。これらのツールは主にユーザのホームディレクトリにrubyをインストールするので管理者権限が不要でシステムディレクトリを汚さないというメリットがある。
能書きはこれくらいにして早速コマンドの列挙。ちなみにgitはXcode Command Line Toolsをインストールすると入る。
git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
exec $SHELL -l
rbenv install 1.9.3-p327
rbenv rehash
rbenv global 1.9.3-p327
これでrbenvでRuby 1.9.3が使える。ruby -v
でバージョンが、rbenv which ruby
でインストールされた場所が確認可能。ホームディレクトリに入っていれば勝ち。
1.9.3-p327は単にrbenvのドキュメントにあったまま入れただけ。
次にCocoaPodsのインストール
gem install cocoapods
rbenv rehash
pod setup
pod --version
が動いていればok。
rbenv rehash
などrbenvについては http://qiita.com/items/cc73b628c9ef039f6e6f にメモ書いています。