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フランスsim: Orange Holiday Europeの購入・使用方法まとめ(2018/10)

Last updated at Posted at 2018-12-25

仕事柄よくパリに行くのですが,その都度現地でOrange SIMカードを使ってきました。2年前までは一度買ったSIM(pass let's go)をずっとリチャージして使っていたのですが,simの仕様変更があったのかいつからか使えなくなり,最近では現地で短期旅行者用のsimを毎回買うようになっていました。

そのsimではwebでのリチャージ方法が見直されていたようで,以前はフランス国内で発行されたクレジットカードしか受け付けてくれなかったものが(当時は毎回Orangeの店舗に行って店員さんにリチャージしてもらってた),現在は国外のクレジットカードでもwebからリチャージできるようになっていました。

というわけで一気に利便性が向上したように思うフランスのOrange SIMですが,私が前回使ったOrange Holiday Europeの設定方法を今回まとめます。

APNの設定

モバイルwifiともなればAPNの設定が必要となります。Orangeの店舗であれば店員さんが自らやってくれることもしばしばなので,やってもらうかもしれない人は端末の言語を英語化してくと良いかも。各項目は次の通り(ただしSIMロックされた端末ではこの設定を変更できないので要注意)。

APN: orange.fr
ユーザー名: orange
パスワード: orange
認証方式: CHAP

Orange SIMカードの購入

このsimカードは国内でも入手可能です。Amazonだと割高ですが,O'bon Parisのwebページだと定価で購入できるらしいです(ただし受け取りまでが長い)。出発前に購入できる安心感は大きいかと思いますので,不安であれば購入することをオススメします。

フランス現地では,Orange店舗に行けばOrange SIMカードを購入することができます。Orangeショップはそこら中にありますが,ただ大きなメトロの近くだと訪れる人はその分多くなるため,自分の番になるまで長く待つことになります。ここら辺は国内のキャリアショップと同じですね。

あとOrangeは,2018年10月時点でCDGのTerminal 2EのBaggage Claimにも出店していました。私は前回そこでsimを買ったのですが,店員さんも手際が良く,ものの数分で購入できてしまいました(なおここではパスポートの提示は不要でした)。JAL便でパリに来る人たちにとってはこの店舗はかなり使いやすいのではと思います。通話回線は未使用なので分かりませんが,データ通信はすでにアクチベーション済みのため,SIMを差してAPNの設定を行えば,モバイルネットワークもすぐに利用可能です(初回通信時から利用期間の積算開始)。

【オレンジ色の店舗の隣がOrangeのCDG T2E分店】
terminal1.jpg terminal2.jpg

Orange SIMへのwebでのリチャージ(topup)方法

かつてのOrange SIMはフランス国内のクレジットカードでしかリチャージできませんでしたが,2018/10時点では国外のクレジットカードでも決済できるようになっていたので利用してみました。

アクセスURLは下記のwebページ。ここでOrange Holiday SIMの電話番号を入力します。

sim0.png

すると通話時間とデータ通信の容量,利用期間に応じたプランを選択します。

sim1.png

氏名とメールアドレス,パスワードを入力し,SMSを通して本人確認をします。私の場合はモバイルwifiを利用していたので,SMSには日本国内のモバイル回線を一時利用しましたが,おそらくOrange Holiday SIMの番号でも大丈夫でしょう。

sim2.png sim3.png

決済価格を確認して確定すればリチャージ完了です。リチャージまでかなり簡単なので,長期間の滞在でも繰り返し使うことができるでしょう。ただその場合は,webページ中のOrange Holiday SIM > Registar your SIM Cardから個人情報を登録してパスポートの写しを送付しておいた方が良さそうです。短期間の利用でも念の為登録しておいた方が良いかもしれません(過去にOrange店舗でSIMを購入した時にもパスポートのコピーを用いて登録していたので,その代わりのようです)。

sim4.png sim5.png

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