Symfonyには多くの便利な機能があります。ここでは、よく使われるコマンドを紹介します。
(自分のメモ用)
※コマンドにmake
と付いているものは symfony/maker-bundle
のインストールが必要です。
参考: https://symfony.com/doc/current/SymfonyMakerBundle/index.html#sln
プロジェクト作成
Symfonyプロジェクトを作成するためにはいくつかの方法があります。
一般的な方法
symfony new my-symfony-app
新しいSymfonyアプリケーションのベースを作成します。
基本的なファイルとディレクトリがセットアップされ、必要なライブラリがインストールされます。
Webアプリケーションのフルセット
composer create-project symfony/webapp-pack my-symfony-app
Webアプリケーションを作成するのに必要な機能を一緒に含んだSymfonyプロジェクトを作成します。
例えば、データベース、セキュリティ、テンプレートエンジン、ルーティングなどの機能が最初から組み込まれています。
Webアプリケーションの開発に必要なさまざまなツールやライブラリが含まれています。
参考: https://packagist.org/packages/symfony/webapp-pack
※ 以前はwebsite-skeleton
というパッケージもありましたが、現在はこちらを使用してください。
必要最低限のアプリケーションプロジェクト
composer create-project symfony/skeleton my-symfony-app
最小限の構成でSymfonyプロジェクトを作成します。
基本的なファイルとディレクトリが含まれており、必要な機能を個別に追加できます。
自分でカスタマイズしたアプリケーションを構築する場合に適しています。
参考: https://packagist.org/packages/symfony/skeleton
プロジェクト実行
symfony server:start
Symfonyアプリケーションをローカルサーバーで実行します。
アプリケーションの開発やテスト中に使います。
コントローラーの作成
php bin/console make:controller
新しいコントローラークラスを作成します。
エンティティの作成/更新
php bin/console make:entity
Doctrineエンティティクラスとリポジトリクラスを作成/更新できます。
データベースの作成
php bin/console doctrine:database:create
.env
ファイル内のデータベース接続情報を使用してデータベースを作成します。
マイグレーションファイルの作成
php bin/console make:migration
マイグレーションの適用
php bin/console doctrine:migrations:migrate
ルート名とパスの関連を表示
symfony console debug:router
エンティティとDBを同期する/差分を確認する
bin/console doctrine:schema:validate
キャッシュのクリア
bin/console cache:clear