Oracleネタ帳 DataPumpエクスポート／インポート

エクスポート

expdp system/change_on_install \
      directory=NAME_OF_DIR_OBJECT \
      dumpfile=name_of_dump_file.dmp \
      schemas=NAME_OF_SCHEMA

インポート

impdp system/change_on_install \
      directory=NAME_OF_DIR_OBJECT \
      dumpfile=name_of_dump_file.dmp \
      remap_schema=NAME_OF_SCHEMA:REMAP_TO_SCHEMA \
      TABLE_EXISTS_ACTION=REPLACE \
      EXCLUDE=CONSTRAINT,REF_CONSTRAINT,SCHEMA_EXPORT/PROCEDURE/PROCEDURE

インポート中の問題に対応する

インポート中にORA-01628/ORA-30036が発生する事がある。

UNDOが不足した場合に出るエラー。impdpのオプションを変更して下記の対応をする。

• インポート対象からインデックスと統計情報を除き、インポート後に手動で作成する。
• APPEND または TRUNCATE の代わりに TABLE_EXISTS_ACTION=REPLACE を使用する。
• DATA_ONLY の代わりに CONTENT=ALL を使用する。

impdp system/change_on_install \
      directory=NAME_OF_DIR_OBJECT \
      dumpfile=name_of_dump_file.dmp \
      CONTENT=ALL \
      TABLE_EXISTS_ACTION=REPLACE \
      EXCLUDE=CONSTRAINT,REF_CONSTRAINT,INDEX,STATISTICS

性能を改善する

上記のオプション変更でも所要時間は短縮できる。
更にチューニングが必要な場合、PARALLELオプションを指定してエクスポート／インポートのジョブを並列実行する。(Enterprise Editionのみ)

PARALLELパラメータを使用するときに考慮する必要がある項目について

• 並列度はCPU数の 2 倍に設定し調整する
• expdpのPARALLELパラメータに指定する値は、ダンプ・ファイルの数以下にする
• impdpのPARALLELパラメータに指定する値は、ダンプ・ファイル・セットに含まれるファイル数より大きすぎない値にする

サイズの見積もり

下記で概算のサイズ見積もりがわかる

expdp system/change_on_install \
      schemas=NAME_OF_SCHEMA \
      ESTIMATE_ONLY=YES

詳細

マニュアルを確認しましょう。
Oracle Database Utilities > 第I部 Oracle Data Pump
https://docs.oracle.com/cd/E82638_01/sutil/oracle-data-pump.html#GUID-501A9908-BCC5-434C-8853-9A6096766B5A