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近道なんてない!デザイナーがプレゼンスを上げるには泥臭いことの積み重ねが大事。

Last updated at Posted at 2017-12-22

この記事はWHITEPLUS Advent Calendar 2017 23日目になります。

「ふんわり鏡月」の画像検索結果.jpeg

どうも、こんにちは。
毎晩自宅でふんわり鏡月(アセロラ風味)の強炭酸割をお供に夜な夜なペルソナ5をやりながら
自分もこんな素晴らしいプロダクトをつくりたーい!!と毎晩思っているデザイナーの@makkoruriです!

知り合い数人に勧められて1年越しに始めたペルソナ5ですが、完成度とセンスの高さに毎晩熱狂しています。
PS4持ってるけどまだやってなーい!っていう方は是非年末年始の時間あるときにやってみてください。

ただし平均クリア時間が80~100時間という内容の詰まり具合なので、安易に始めると痛い目みますので要注意ですw



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さて、今回はホワイトプラスのアドベントカレンダーということで、
自分が所属している我がデザインチームがプレゼンスを上げるために
『 泥臭い悪戦苦闘をつづけた結果、着実な変化を得た話 』を赤裸々に書こうかなと思います。

どんなデザインチームにも理想像があり、日々その理想に近づくために悪戦苦闘していると思います。

うちのチームも挫折あり、喧嘩あり、成長あり……自分達としては涙とお酒なくしては語れない地味で壮大なドラマがありますが、簡潔にポイントを絞ってお伝えします。



同じように日々頑張っている世のデザイナー達に、
「こいつらも日々頑張ってるんだな、自分達も負けずに頑張ろう(`・ω・´)!」
なんて思ってもらえれば幸いです。

泥臭いこと①:
工数管理を徹底する

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我々のチームでは今の上司に助けてもらいつつ、工数管理を徹底的にやることにしました。
見積もりと実績、そしてクリエイティブの成果の振り返りなど、きちんと基本的なタスク管理をやるんです。

意外と徹底してやろうと思うと大変です。
デザイン業務は細かいタスクも多いからいちいち起票するのは面倒だし、
クリエイティブ制作の見積もりも慣れるまではハズしまくってました。

でも根気よく続けることで

  • チーム内のリソース配分が把握できるようになった
  • クリエイティブ制作にかかるだいたいの工数感が掴めるようになった
  • 納期を守る意識が上がった

などなど収穫は多かったです。

何よりも他部署と話をする時の共通言語として工数管理シートが使えるようになったことは大きかったです。

今までは感覚値でお互いに話してしまい、仕事量がキャパオーバーになることも珍しくありませんでしたが、
工数管理を徹底することで適切な量に仕事量をセーブできるようになりました。

仕事量はアウトプットのクオリティに大きく関わる部分なので、適切に配分することは大変重要です。

続けるのはめちゃくちゃ面倒だけど、仕事をするうえでの大事な土台になるのでしっかりやっていこうと思います。

泥臭いこと②:
納得できないアウトプットは絶対に出さない

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基本ではあるけど、実際に働いていると常に自分が100%納得できるアウトプットを出し続けることは意外と難しいことです。

私も納期が短いからといってクオリティを最低限に調整してしまったり、持っている情報が少ないからといってついつい上辺のデザインをしてしまったりといったことが実際にありました……(反省)

とくに質よりも量を求められる風潮があると、納得のいかない状態でも完成にしてしまうことが往々としてあると思います。



なので改めて「自分が納得できないアウトプットは絶対に出さない」というルールを意識的にもつことにしました。



もちろん辛い時もありますが、その辛さを乗り越えて自分達が納得できるレベルのアウトプットを出し続けることで、自分達自身の仕事にだんだんと自信がついてきた気がします。

この自信の積み重ねはデザインチームのプライドになり、結果としてアウトプットのクオリティが担保されるだけでなく、徐々にクオリティ自体が上がってきている実感があります。

そして段々とそのクオリティを周りの人達にも認めてもらえるようになってきました。
アウトプットに興味をもってもらえたり、単純に見た時に「いいね!」と言ってもらえたりと、
そういう小さな変化が嬉しい今日この頃です。

泥臭いこと③:
他部署との信頼関係を築く努力を怠らない

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他の部署と一緒に仕事をする上で信頼関係の有無はとても重要です。
特にそれぞれの部署で持っている目標やKPIが違う場合は、ついついセクショナリズムに走りやすいので、注意が必要だと思います。

実際にやったことは以下2つです。


お互いの専門領域を理解する

デザイナーならアウトプットが出来る過程をちゃんと共有することだったり、どうしてこのようなデザインになったのか細かく説明するなど、分かってもらう努力が大事だと思います。
割りとこういった共有の部分って端折ってしまうデザイナーも多いと思いますが、ちゃんと人にどうやったら伝わるかを考えて試行錯誤するようにしています。

また逆に他の専門領域の仕事にも興味をもち理解する努力をすることも重要です。
興味を持ってもらいたいのなら、まずは自分が相手に興味をもつべきですよね!

お互いに敬意を払いながら出来る仕事はとても気持ちがいいし、成果にも結びつくと思っています。


分業を越えた協力をする

デザイナーだからといって目標を独自に切り出すのではなく、チームのメンバー全員で同じ目標を見る。
そして目標達成のためにはデザイン業務と直接関係ないような仕事も出来れば進んでやってみること。
実際にうちのデザイナーはマーケティングチームが使う数値分析用のスプレッドシートをつくったりとかもしていて、それがかなり役にたつと皆に好評だったようです。

そうやって同じ目標達成のために頑張ってくれる人なんだと認識してもらうことで
信頼感が醸成されていくんだろうなと感じています。



その結果、うちのデザインチームは主にマーケティンググループと仕事をすることが多いのですが、
最近は着実にコミュニケーションの土台として『 信頼感 』が醸成されてきていると実感しています。

さいごに:

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私がホワイトプラスに転職してから1年半になりますが、
ここ最近の泥臭さと引き換えに得た収穫は感慨深いものがあります。

  • 自分達の実状の把握と改善
  • アウトプットクオリティの向上
  • 他部署との信頼関係の構築

まだまだ理想のデザインチームへの道は長いかもしれませんが、
着実に一歩ずつ前進しています。

これも全ては「デザインを極める!!」という強い信念を持っているデザインチーム(今は2人しかいないけどw)だから出来たことかなと思います。

あと忘れてはいけないのが、周りからのサポートですね!皆いつもありがとう!

そんなデザインチームが私はとても大好きです。誇りにも思っています。
泥臭いことに負けず、いつか必ず理想のデザインチームになれると信じて邁進しつづけます。

ちなみに次はクリエイティブを外部に発信するためにWantedlyのcaseに作品を掲載することを計画中!
その際には是非チェックしてみてくださいね!




そんなデザインチームでは現在、一緒に働きたいデザイナーを募集しています!
熱い想いの持ち主は是非ご応募あれ!会えることを楽しみに待っていますよ!



ではでは!明日は@harupo
「プログラムで操作できる照明 『Philips Hue』のお話。」だよ!
乞うご期待〜☆


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