プログラミングにおいて必要不可欠な論理的思考力とその身につけ方
プログラミングをするにあたって、論理的思考力は欠かすことができません。論理的思考力も、もちろん社会人になってからも伸ばせるものだとは思います。もし苦手という自覚があるのであれば、積極的に論理学等の勉強をして、身につけましょう。
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未経験からエンジニアになるために必要な能力とは?
エンジニアになるには未経験からでも大変な道のりがあります。自分で考えて自分で動ける能力が必要不可欠です。しかし、理由をつけて何もしないというのではなく、条件が整わなくても試行錯誤しながら目標に向かって進むことが大切です。自分自身を客観的に見ることが重要であり、得意なことや苦手なことを理解することも必要です。
未経験からエンジニアになることは大変です。もちろん年齢によっては、大学卒業後何年も実務経験を積んでいる人や、大学入学時から勉強している人がライバルになるかもしれません。そのため、自分で考えて自分で行動できる能力がなければ、エンジニアとして続けることは困難です。
●時間や条件のせいにしない
条件が整わなくても、自分の目指すところに近づくための方法を考えることが重要であり、非常に大切な力です。
面接をする際には、「何かしら理由があってまだ動き出せていない」という人が多いです。もちろん、やむを得ない理由もあるかもしれませんが、条件が整っていないから動き出せないというマインドでは、未経験からエンジニアになることは難しいと感じます。全ての条件が整うことは稀です。条件が整っていない中で、試行錯誤して自分の目指すところに近づくための方法を考えることが重要であり、非常に大切な力です。
●自分を客観的に見る
自分自身を客観的に見ることは、人生において非常に重要なスキルです。自分が置かれている状況や課題について、冷静かつ客観的な視点を持つことができると、より効果的な問題解決策を見つけることができます。
また、自分自身が得意なことや苦手なことを理解することも重要です。自分自身の強みと弱みを理解することで、より適切なキャリアパスを選択することができたり、自分の成長に繋がる取り組みを行うことができます。いわゆる「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉がありますが、これは自分自身を深く理解し、他人を理解することができることで、人生において成功するために必要なスキルであるということを表しています。
📌「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」とは
敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を知らないで味方のことだけを知っているのでは、勝ったり負けたりして勝負がつかず、敵のことも味方のことも知らなければ必ず負ける
●自分で考える力と質問をする力
仕事では自分で考え行動することが大切であり、分からないことは積極的に質問して解決することが必要です。期限内に仕事を終わらせるため、先輩や有識者の助けを借りることもあります。質問する前に自分が何を知りたいか整理し、自分で考える力と質問する力を両方活用しましょう。
仕事において、「1から10まで教えてもらえる」と思うのは誤解です。社会人は学生と異なり、授業料を支払っているわけではありません。若手や新人であっても、対価を受け取っている以上、プロとしての自覚が必要です。自分で考え、自分のやるべきことを見つけられる人こそ、仕事に適しています。常に指示を待つ人は、仕事ができないでしょう。
ただし、自分で考え抜く力も重要です。分からないことがあれば、質問することも大切です。自分で悩んでいる時間よりも、質問をすることでより早く結論にたどり着くことができます。
仕事は時間内に終わらせなければなりません。一人で考えて結果期限を守れないような状況にならないように、解決に近づかない場合は先輩や有識者を積極的に利用しましょう。
ただし、質問する前には、「自分が何をわかっていないか?」や、「何を教えてほしいのか?」を整理しましょう。これにより、回答者への配慮になるだけでなく、回答に対する深い理解につながることでしょう。
自分で考える力と質問する力は相反するものではありません。今直面している課題は、自分で解決すべきか、それとも質問して解決すべきか?より良い結果を得るために、常に自分で判断することが大切です。
「質問やアドバイスを求めることは恥ずかしいことではない」
あなたが質問やアドバイスを求めることは恥ずかしいことではなく、むしろ自分自身を高めるために必要なことです。知らないことを知らないままでいることのほうが、恥ずかしいことです。上司や先輩から不愉快な対応をされたときは、諦めて他の人に聞いたり、上の上司に相談することも大切です。
🔰 ワンポイントハッキング
たまに、せっかく質問をしたのに、上司や先輩から「忙しい」「時間がない」「そんなことも知らないのか?」など、不快な対応を受けることがあります。頑張って対処することも大切ですが、頑張りすぎると心が折れてしまうこともあります。そんなときは、諦めて他の人に相談するか、上司にばれないようにひそかに相談してみましょう。上司にも対応してもらえない場合は、その会社を辞めることも検討してみるべきです。
●与えられた職務を確実に遂行する責任感
与えられた職務を確実に遂行することは、仕事上で最も重要なポイントです。仕事が完了できなくなった場合に、「アクシデントがあったから仕方がない」という考え方は、信用や仕事の質を低下させることになります。
自分が誰かに仕事を頼む立場になった場合、消極的な考え方を持った人には頼みたくないものです。このような積極性や責任感は、エンジニアに限らず、どの職種においても大切な要素です。
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