はじめに
業務でPower PlatformやSharePointを使える環境にありますが、
就業時間中にじっくり学習するのは難しく、
「自宅でも自由に触れる環境を持ちたい」と考えるようになりました。
最初は、Power BI学習のためにMicrosoft 365 Personalプランを契約し、
64bit版Office環境を自宅PCに整えていました。
Power Platformの学習は、許可を得て会社PCで業務時間外に行っていましたが、
気軽に自由に学習することが難しいこともありました。
そこで、自宅に自由に使えるビジネス環境を整えるため、
Microsoft 365 Businessプランへの切り替えを決断しました。
この記事では、
- なぜPersonalプランではダメだったのか
- Businessプランをどう選んだか
- Microsoft 365プラン比較(個人向けとビジネス向け)2025年現在
- 気づいたこと
をまとめます。
1. なぜMicrosoft 365 Personalではだめだったか
Microsoft 365 Personalは
個人利用では十分なプランですが、
ビジネス用途では次の制約がありました。
- SharePointサイトを作れない
- ビジネス用Teamsが使えない
- Power Platformの本格運用が難しい(特にSharePoint連携)←これができないのは困りました!
Power Platform全体を使いこなすには限界を感じました。
2. Microsoft 365 Business Basic契約 → Standardにアップグレード
最初に個人用のPersonalライセンスにプラスして、一番安いBusiness Basic(月額1038円)を契約しSharePointを利用することを検討しました。
- SharePoint、Teams、Power Platformの利用はすぐできた
- しかし、私(と家族)にPersonalが必要なのか疑問
- PersonalとBusiness Basic2つのライセンスではなく1つのライセンスに統一したほうが安いじゃん
そこで、Personalは解約し、
Business Standardにアップグレードしました。
これで、
- ローカル版Word、Excel、PowerPoint
- SharePoint、Teams、Power Platform
すべてを自由に使える最もコスパのよい環境が完成しました!
3. Microsoft 365プラン比較(個人向けとビジネス向け)
プラン | 月額(税込) | Share Point | Power Platform | コメント |
---|---|---|---|---|
Personal | 2,130円 | ❌ | 一部 | 家庭利用向け、Power Platform本格利用には不向き(SharePoint連携できない) |
Business Basic | 1,038円 | ✅ | ✅ | コスパ重視。デスクトップOfficeなし |
Business Standard | 1,774円 | ✅ | ✅ | SharePoint+デスクトップOfficeも全部入り! |
👉 最終的に会社と同じ環境がひとつのライセンスで完成するBusiness Standardを選びました。
4. 【参考】Microsoft公式ライセンス情報リンク
- Microsoft 365 Business プラン比較(公式サイト)
- Microsoft 365 個人向けプラン(公式サイト)
- Microsoft サブスクリプションのキャンセル方法(公式サポート)
公式の最新情報を必ずチェックするのが大切です!
5. まとめと感想
- 初めからMicrosoft 365 Businessプランにしておけばよかった。
- 自宅に自由に使えるビジネス環境を自分で整えることはプライスレスで、もっともストレスのない最適解でした。