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チャレンジしたことの概要

最近、OSSプロジェクトに少しでも貢献できないかと考え、Apache Airflowに対して型注釈の追加とテストカバレッジの向上を目的としたプルリクエスト(PR)を出してみました。

チャレンジの過程

m3さんのライトニングトーク(LT)でパイプラインについて聞く機会があり、その中でgokartにも触れましたが、他のPipelineフレームワークとして比較的有名なAirflowに注目しました。AirflowはPythonで書かれているため、型注釈を追加することでコードの可読性が上がると感じました。

具体的には、kerberos.pyに返り値の型注釈を追加し、test_perform_krb181_workaroundのテストケースを充実させるPRを作成しました。これにより、コードの明確化とテストの網羅性を高めることを目指しました。

チャレンジの結果

PRを提出してから数週間が経ちましたが、特にレビューやフィードバックはなく、最終的にはクローズされてしまいました。自分のPRがプロジェクトの現状や既存にでているIssueとどのように関連しているのかが伝わりにくかったのかもしれません。

得た気づきと今後のアプローチ

今回の経験から、いくつか学ぶことがありました。

  • プロジェクトの優先事項を理解することの重要性
    各OSSプロジェクトには独自の優先事項や現在取り組んでいる課題があります。PRを出す前に、プロジェクトの最新のIssueやディスカッションを確認し、どの部分に貢献できるかを見極める必要があると感じました。

  • Issueとの関連付け
    PRを提出する際に、関連するIssueを見つけてリンクさせることで、貢献の意図や必要性を明確に伝えることができると分かりました。今回は自分のPRが特定のIssueに直接関連していなかったため、理解されにくかったのかもしれません。

  • コミュニケーションの大切さ
    PRが無視される場合でも、メンテナーやコミュニティと積極的にコミュニケーションを取ることで、フィードバックを得たり、改善点を見つけたりすることができると感じました。

次回への改善点

今後、OSSへの貢献を考える際には以下の点を意識したいと思います。

  • 事前のリサーチ
    貢献しようとしているプロジェクトの現在の課題や優先事項をしっかりとリサーチし、それに基づいてPRを作成する。

  • Issueとの連携
    関連するIssueがあれば、それに基づいた形でPRを提出し、貢献の意義を明確に伝える。

  • 積極的なフィードバックの求め方
    PRが無視されている場合でも、丁寧にメンテナーにフィードバックを求めることで、次回以降の改善につなげる。

OSSへの貢献は、自分のスキルを磨くと同時に、プロジェクトの発展にも寄与できる素晴らしい機会だと思います。今回の経験を糧に、次回はもっと効果的に貢献できるよう頑張りたいです。

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