はじめに
きがついたら、Windows 11 24H2 が Release Preview で出てきていたので触ってみました。
なお完全に興味本位で触っているので、私が興味を持ったものだけ書いています。
これが追加された機能の全量ではないのでご了承を。
なお、触ってみたバージョンは以下です。
エディション | Windows 11 Enterprise |
バージョン | 24H2 |
OS ビルド | 26100.1457 |
触ってみた機能
1. sudo
管理者権限で実行させるためのコマンド。
sudo notepad.exe
のように実行することで、管理者権限で実行します。
コマンド ヘルプは以下。
C:\Test>sudo -h
sudo for Windows
Usage: sudo [OPTIONS] [COMMANDLINE]... [COMMAND]
Commands:
run 管理者としてコマンドを実行する
config sudo の現在の構成情報を取得する
help Print this message or the help of the given subcommand(s)
Arguments:
[COMMANDLINE]... 実行するコマンドライン
Options:
-E, --preserve-env 現在の環境変数をコマンドに渡す
-N, --new-window コマンドに新しいウィンドウを使用する
--disable-input ターゲット アプリケーションへの入力を無効にした状態で現在のターミナルで実行します
--inline 現在のターミナルで実行する
-D, --chdir <chdir> コマンドを実行する前に作業ディレクトリを変更してください
-h, --help 印刷のヘルプ ("--help" で詳細を表示)
-V, --version 印刷のバージョン
C:\Test>sudo -V
sudo 1.0.0
C:\Test>
なお、sudo コマンドを使用するためには設定が必要です。
設定せずにコマンドを実行すると、以下のようにメッセージが表示されます。
このため、[設定] - [システム] から、[sudo の有効化] を [オン] にする必要があります。
なおこの設定を [オン] にするために、UAC による昇格が必要です。
設定後、sudo notepad
など実行すると、いつもの通り UAC が起動して、管理者権限でプロセスが起動します。
2. エクスプローラーでのファイル圧縮
これまでは ZIP の圧縮のみでしたが、7-zip などに対応しています。
正直、よくわかっていませんが、アーカイブの形式と圧縮方法は、いくつか設定可能なようです。
3. Wordpad がなくなった
個人的には、そうですか、というレベルなのと、なくなっただけなので画面キャプチャもなしで。
4. レジストリ エディターの検索
選択したサブツリー内の検索が可能になっています。
個人的には、地味にうれしい。
というか、なぜ今までなかったのか。。
さいごに
まだ Release Preview なので、実際には変更や削除される機能あると思います。