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Microsoft 提供の無料の開発者向け仮想マシンを導入してみた

Last updated at Posted at 2024-08-12

はじめに

最近、Qiita の記事を書いていると、記事を書く専用の環境が欲しくなりました。
私が使用している Windows 11 には、クライアント Hyper-V があるので、これで構築します。

使用するのは、Microsoft が無料で提供している開発者向けの仮想環境です。
VMWware や Hyper-V など、使用する仮想環境ごとにイメージをダウンロードすることができます。
今回は、Windows 11 の Hyper-V 用の仮想マシンを導入した手順を記事にしました。

仮想マシンのダウンロードと展開

仮想マシンは、ここ から運ロードすることができます。
スクリーンショット 2024-08-06 201317.png
なお、Hyper-V 用の仮想環境は、約 23 GB あるので、そこそこ時間がかかります。
ダウンロードした ZIP ファイルに、VHDX 形式の仮想ディスクがあるので、展開します。
展開先は、Hyper-V の仮想ディスクを配置する場所に展開すると、のちの構築が楽だと思います。
(「仮想マシンをダウンロード」と書かれていますが、実態はディスクだけなんですね。どっちでもいいけど。)

Hyper-V で仮想環境を作る

既存の VHDX を使用した一般的な作り方だと思います。

  1. Hyper-V マネージャーで、[新規] - [仮想マシン] を選択
    スクリーンショット 2024-08-06 210309.png

  2. ウィザードが起動するので、[次へ] ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-08-06 210412.png

  3. 仮想マシン名を入力し、[次へ] ボタンをクリック
    ここでは、「Win11DevVM」としました。
    スクリーンショット 2024-08-06 210440.png

  4. [第 2 世代] を選択し、[次へ] ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-08-06 210453.png

  5. メモリを適当に入力し、[次へ] ボタンをクリック
    Windows 11 の要件を満たすように、最低でも 4GB (4096 MB) 以上にします。
    スクリーンショット 2024-08-06 210524.png

  6. ネットワークを設定し、[次へ] ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-08-06 210536.png

  7. 展開した仮想ディスクを選択し、[次へ] ボタンをクリック
    [既存の仮想ハード ディスクを使用する] を選択し、展開した VHDX ファイルを指定します。
    スクリーンショット 2024-08-06 210554.png

  8. 設定内容を確認し、[次へ] ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-08-06 210606.png

これで、仮想マシンは作成できます。

Windows 11 の仮想マシンの場合、[トラステッド プラットフォーム モジュールを有効にする] にチェックを入れる必要があります。
これにチェックを入れないと、Windows 11 の要件を満たすことができません。
私は仮想マシンを構築後、このチェックがオフのため、Windows 11 の仮想マシンが起動しませんでした。
スクリーンショット 2024-08-06 210911.png

ほかにも、[仮想プロセッサの数] も確認しておいたほうが良いと思います。
スクリーンショット 2024-08-06 210923.png

開発マシンの起動

この仮想マシンは、ユーザーのパスワードは設定されていません。
このため、起動すれば、煩わしい作業が必要なく利用することができます。

スクリーンショット 2024-08-06 211148.png

スクリーンショット 2024-08-06 211237.png

スクリーンショット 2024-08-06 211249.png

スクリーンショット 2024-08-06 211403.png

スクリーンショット 2024-08-06 211417.png

スクリーンショット 2024-08-06 211511.png

無事、起動することができました。

最後に

なんせ英語版なので、日本人の私には使いにくいです。
が、ひとまず環境はできたかと。
Visual Studio 2022 などの開発ツールもインストールされているので、開発してみたい人は試してみてもいいと思います。

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