はじめに
Office 2019 以降のインストールで使用する Office 展開ツール (以降、ODT と記述) は、随時更新されます。
たとえば、新しい Office がリリースされるときなど。
これらの更新履歴は以下のページにありますが、以前はもっと履歴が記載されていたのですが、現在は数件しか書かれておらず、それより古い情報はありません。
このため、手元に残していた履歴をメモとして残しておきます。
前提
執筆時点までのログです。
私がメモとして残していた情報のため、歯抜けがあります。
参考程度にご覧ください。
ODT の変更履歴
2024 年 8 月 12 日
バージョン 16.0.17830.20162 (setup.exe バージョン 16.0.17830.20162)
・Office LTSC 2024 のサポートを追加しました。
2024 年 4 月 15 日
バージョン 16.0.17531.20046 (setup.exe バージョン 16.0.17531.20046)
• Office LTSC 2024 のプレビューのサポートを追加しました。
2024 年 3 月 6 日
バージョン 16.0.17328.20162 (setup.exe バージョン 16.0.17328.20162)
• 構成 XML と Cloud Policy チャネル設定の間で競合が発生してインストールがブロックされる問題を修正しました。
2024 年 1 月 9 日
バージョン 16.0.17126.20132 (setup.exe バージョン 16.0.17126.20132)
• クラウド ポリシー機能を使用しているお客様が、既存のインストールにさらに製品をインストールできない問題を修正しました。
2023 年 11 月 21 日
バージョン 16.0.16731.20398 (setup.exe バージョン 16.0.16731.20378)
• 以前の Win 10 リリースで Setup.exe が失敗する問題を修正しました。
2023 年 10 月 23 日
バージョン 16.0.16731.20354 (setup.exe バージョン 16.0.16731.20354)
• Teams サービス プランを使用しているお客様の特定のリージョンに Teams がインストールされていなかった問題を修正しました。
2023 年 9 月 29 日
バージョン 16.0.16731.20290 (setup.exe バージョン 16.0.16731.20290)
• 信頼性と回復性の向上。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~ ほぼ間違いなく、間があいている ~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2022 年 11 月 8 日
バージョン 16.0.15726.20202 (setup.exe バージョン 16.0.15726.20188)
• 信頼性の向上
2022 年 10 月 11 日
バージョン 16.0.15629.20208 (setup.exe バージョン 16.0.15629.20196)
• 信頼性の向上
2022 年 9 月 13 日
バージョン 16.0.15601.20148 (setup.exe バージョン 16.0.15601.20148)
• 信頼性と回復性の向上
2022 年 8 月 16 日
バージョン 16.0.15427.20220 (setup.exe バージョン 16.0.15427.20220)
• 信頼性と回復性の向上
2022 年 7 月 12 日
バージョン 16.0.15330.20230 (setup.exe バージョン 16.0.15330.20218)
• 信頼性の向上
2022 年 6 月 14 日
バージョン 16.0.15225.20204 (setup.exe バージョン 16.0.15225.20172)
• 信頼性の向上
~~~~~~~~~~~~~~
~~ 間があいているかも ~~
~~~~~~~~~~~~~~
2022 年 3 月 8 日
バージョン 16.0.14931.20120 (setup.exe バージョン 16.0.14931.20118)
• セキュリティ修正
• 信頼性の向上
2022 年 1 月 13 日
バージョン 16.0.14729.20228 (setup.exe バージョン 16.0.14729.20228)
• 特定のネットワーク プロキシ構成で、ダウンロードやインストールできない問題を修正しました。
• 月次エンタープライズ チャネルのダウンロードで、降格状態のコンテキストでダウンロードできない問題を修正しました。
2021 年 10 月 26 日
バージョン 16.0.14527.20178 (setup.exe バージョン 16.0.14527.20144)
• 一般的な信頼性の向上
2021 年 9 月 16 日
バージョン 16.0.14326.20404 (setup.exe バージョン 16.0.14326.20384)
• Office LTSC 2021 製品のサポート
• 信頼性の向上
2021 年 7 月 12 日
バージョン 16.0.14131.20278 (setup.exe バージョン 16.0.14131.20278)
• 特定のケースで RemoveMSI が失敗する問題を修正しました
• setup.exe が同時実行を検出する問題を修正しました
• ARM プラットフォームの信頼性の修正
2021 年 6 月 17 日
バージョン 16.0.14026.20306 (setup.exe バージョン 16.0.14026.20306)
• 一部の OS 構成で MatchOS 言語オプションを使用した操作が失敗する問題を修正します
2021 年 6 月 7 日
バージョン 16.0.14026.20254 (setup.exe バージョン 16.0.14026.20252)
• ARM プラットフォームの信頼性の修正
2021 年 5 月 10 日
バージョン 16.0.13929.20296 (setup.exe バージョン 16.0.13929.20238)
• 構成ファイルに MigrateArch と RemoveMSI の両方が含まれている場合に /configure モードが失敗するおそれがあるという問題が修正されました
• さらなる信頼性の向上
2021年 4 月 13 日
バージョン 16.0.13901.20336 (setup.exe バージョン 16.0.13901.20328)
• Office が既にインストールされているデバイスで実行される構成操作の信頼性の修正
• 一部のシナリオで進行状況 UI の重複を表示しないようにする修正
• UI に表示されるエラー コードの精度の改善
• ARM プラットフォームの信頼性の修正
2021 年 3 月 23 日
バージョン 16.0.13801.20360 (setup.exe バージョン 16.0.13801.20340)
• 今後の Office 製品リリースのサポートに対する変更
• ARM プラットフォームの信頼性の修正
2021 年 2 月 25 日
バージョン 16.0.13628.20476 (setup.exe バージョン 16.0.13628.20462)
• 数十の言語を指定する configuration.xml ファイルが検証に失敗する問題を修正しました
• MigrateArch シナリオで FORCEAPPSHUTDOWN プロパティが尊重されていなかった問題を修正しました
• configuration.xml で 2 つ以上の PIDKEY 属性を指定すると、PIDKey のインストールに失敗する問題を修正しました
2021 年 2 月 9 日
バージョン 16.0.13628.20274 (setup.exe バージョン 16.0.13628.20246)
• Windows 8.0 でサポートされていないインストールについて警告し、防止するための検証を追加しました
• ARM64 デバイスの信頼性の修正
2021 年 1 月 12 日
バージョン 16.0.13530.20376 (setup.exe バージョン 16.0.13530.20334)
• 間違った製品登録や非標準の製品登録により、RemoveMSI 操作が失敗する可能性がある問題を修正しました
2020 年 12 月 21 日
バージョン 16.0.13426.20370 (setup.exe バージョン 16.0.13426.20352)
• PerpetualVL2019 チャネルからの ProofingTools のローカル ソース インストールが失敗する問題を修正しました
• 完全ではない Office 言語の製品を既存のインストールに追加するときに、クイック実行クライアントが自己更新を試行するようにする問題を修正しました
2020年12 月 8 日
バージョン 16.0.13426.20308 (setup.exe バージョン 16.0.13426.20308)
• デバイスに Perpetual 2019 以外のチャネルから Office 製品がインストールされている場合に、ダウンロード モードが Perpetual 2019 チャネルのダウンロードをブロックする問題を修正しました。
• 構成 XML で明示的なバージョンが指定されているダウンロード モードで作成されたローカル ソースに対してアーキテクチャの移行が失敗する問題を修正しました。
2020 年 11 月 23 日
バージョン 16.0.13328.20420 (setup.exe バージョン 16.0.13328.20420)
• /ダウンロード モードで校正ツールをダウンロードできなかった問題が修正されました
• 昇格されていないユーザー コンテキストで実行したときに /ダウンロード モードが失敗する問題が修正されました
• 構成 XML にバージョン属性を指定すると、/ダウンロード モードでのダウンロードが不完全になる問題が修正されました
• 抽出時に Office 展開ツールの名前が "setup.exe" にならない問題が修正されました
• 構成 XML にチャネル属性が指定されている際のインストール ソースの優先順位付けに関する問題が修正されました
2020 年 11 月 10 日
バージョン 16.0.13328.20356 (setupODT.exe バージョン 16.0.13328.20336)
• 信頼性と復元の向上
• 混乱を防ぎ、セットアップエラーをより簡単に診断するために、ODTの名前は規定で setupODT.exe になりました。
2020 年 10 月 29 日
バージョン 16.0.13328.20292 (setup.exe バージョン 16.0.13328.20290)
• RemoveMSI の使用時に特定の Office 2007 製品が予期せずインストールをブロックすることがある問題が解決されます
2020 年 10 月 14 日
バージョン 16.0.13231.20368 (setup.exe バージョン 16.0.13231.20350)
• チャネルが指定されていない場合は、すべての製品が既定で月次チャネルを使用します。
• 他の DLL’s を含むディレクトリから ODT を実行するときのセキュリティが強化されました
• 信頼性と復元の向上
2020 年 6 月 9 日
バージョン 16.0.12827.20268 (setup.exe バージョン 16.0.12827.20258)
• チャネルが指定されていない場合は、現在のチャネルが既定のチャネルになります
• 月次エンタープライズ チャネルのサポートを追加しました
• 新しいチャネル名のサポートを追加しました
• 使用できない言語リソースがある場合でも、可能な場合はインストールを続行するための追加の復元機能
• MSIRemove 機能の拡張と Office 2007 製品の削除
• MSIRemove 機能の拡張と Access データベース エンジンの削除
2020 年 4 月 15 日
バージョン 16.0.12624.20320 (バージョン 16.0.12624.20290)
• Windows 7 固有のサポート終了 Office バージョンを追加する
• カスタマイズ設定が期待どおりに適用されない場合がある問題を修正します
• 不要な .cat ファイルが予期せずダウンロードされることがある問題を修正します
2020年 1 月 16 日
バージョン 16.0.12325.20288
• 複数の言語がインストールされている場合に Office のインストール UI が正しい言語で表示されないことがある問題を修正します
• 特定の校正ツール パッケージがインストールされていると、Office のインストールが予期せず失敗することがある問題を修正します
• Bing 機能での Microsoft Search の初期展開をオプションで制御するサポートを追加します
2019 年 10 月 31 日
バージョン 16.0.12130.20272
• 問題を修正して、Skype for Business Basic 2019 による 2019 の永続的な大企業向けボリューム ライセンスの製品のインストールができるようにします
• プロキシを使用すると、特定の状況で ODT ダウンロード モードの予期しない失敗が引き起こされるという問題を修正します
• ODT ダウンロード モードで、ポート 80 以外のポートを使用して HTTP 経由でのダウンロードをできるようにする新機能
2019 年 7 月 10 日
バージョン 16.0.11901.20022
• Office 2019 と共にインストールされる次の製品のサポートが追加されました: Access Runtime、Skype for Business Basic。
• MSI からアップグレードされる場合のスタンドアロン製品の条件付きインストールのサポートが追加されました。
2019 年 4 月 23 日
バージョン 16.0.11617.33601
• 関連するレジストリ設定をクリーンアップするように RemoveMSI=True のバグを修正しました。
• 予期しない障害 (E_UNEXPECTED) の追加情報を提供するようにエラー コードを更新しました。
2019 年 4 月 16 日
バージョン 16.0.11615.33602
• 新しい MigrateArch 属性で 32 ビット C2R から 64 ビット C2R へのアップグレードをサポート。
• Web 上の場所 (http および https) に保存されている構成 XML ファイルへのアクセスを可能にする /configure のロジックを更新しました。
• 新しい属性 MatchInstalled が追加されました。これにより ODT では、製品や言語を追加するときに既存のバージョンをマッチングできます。
2019 年 3 月 13 日
バージョン 16.0.11509.33604
• アップグレードと移行のシナリオの改善。
2019 年 1 月 14 日
バージョン 16.0.11306.33602
• 展開構成用のロギングとテレメトリの改善。
補足
ODT は、最新のバージョンのみダウンロードできます。
基本的には、最新バージョンの ODT を使用したほうが良いと思われます。
なお ODT のダウンロードは ここ からダウンロードできます。