はじめに
前回の投稿からかなりバージョンアップができてなかったので、違い等があるのか検証してみました。
結論で言うと、特に問題なくアップデートができました。
アップデート環境
OS:windows 11 pro
DB:SQL Server 2019
プリザンター:1.4.6.1
アップデートするプリザンターについて
プリザンターはRDS.jsonしか変更していません。
つまり、データベース接続の設定のみで、メール設定等は行っていない状態です。
プリザンターのインストール場所
今回はプリザンターのチュートリアルと同じ場所にプリザンターを格納しています。
C:\web\pleasanter
【補足】アップデートについて
下記に詳細な手順が掲載されています。
バージョンが大きく異なる場合は一読した方が良いとおもいます。
アップデート手順
今回行った1.4.6.1から1.4.16.1へアップデートする手順となります。
1.RDS.jsonのバックアップ
RDS.jsonをバックアップします。
C:\web\pleasanter\Implem.Pleasanter\App_Data\Parameters\Rds.json
2.既存のプリザンターを退避する
「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」からプリザンターを停止し、別領域へ退避させます。
公式見解
公式は 念の為、既存のC:\web\pleasanter\をC:\web\pleasanter_bk\などとリネームしてバックアップしたうえで、新バージョンを配置することを推奨します。 とあるので、バックアップを推奨します。
3.プリザンターのコピー
プリザンター(1.4.16.1)をコピーします。
C:\web\pleasanter
4.CodeDefinerの実行
インストール手順では変更されていますが、本家のバージョンアップ資料はコマンドが古いので、新しいコマンドで実行します。
cd C:\web\pleasanter\Implem.CodeDefiner
dotnet Implem.CodeDefiner.dll _rds /l "ja" /z "Tokyo Standard Time"
CodeDefiner実行時、Community Editionでの利用か確認するメッセージが追加されていました。
<INFO> Configurator.OutputLicenseInfo: This edition is "Community Edition".
Type "y" (yes) if the license is correct, otherwise type "n" (no).
5.プリザンターの起動確認
「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」からプリザンターを起動します。
無事プリザンターが起動できているかと思います。