表題の通りである。
元々私は大学時代からフリーランスのライターとしてこの世の中を適当に生きてきた。
安定よりも自由を求めるとは冒険心を燻ぶらせている人間にとっては耳障りの良い言葉だが、実際には体のいい逃げである。
お金を貯めて渡航し海外で挑戦する気力もなく、かといって己の中で唯一かもしれない長所の文章能力とやらを試すべく小説を書きどこかへ応募したこともない。
昔から私は、中途半端な挑戦が好きだった。
小学校ではサッカーを、中学校では将棋を、高校ではバスケを、大学では陸上と吹奏楽を、そして小学校から高校まで通して空手の道場に通った。
しかしそれらのうち一つでも極めようと思ったことはない。
途中で飽きてしまい、新たな何かへと渡っていったのだ。
その挑戦は人生を変えるほどの大ジャンプではない。
雨の後に泥水がたまった歩道横の溝を飛び越えるようなものだ。
そんな私が35歳を目前として、様々な理由でジョブをチェンジするという勝負にでた。今までの人生でいうと比較的大きな挑戦だろう。
私が晴れてITエンジニア、そして正社員という肩書を得たのは35歳になる直前だった。
なぜITエンジニアの世界を選んだのか、どういった理由でなのか、そもそもなぜずっとフリーライターだったのか、それらは今ここでは割愛させていただく。
自分の性格上、文章を書くのは好きだが飽き性なため、今ここで全部書いてしまうとこのブログを続けなくなってしまう可能性が高い。
今まで何度同じ轍を踏んできたかわからない。いつか書くこともあるだろう。
とにかく私は人生初めての転職活動、就職活動の末ITエンジニアの世界に飛び込んだ。
今日でちょうど一週間が経った。
今の所この先に不安しかない。だが1度ここで泳ぎ始めた以上、また別のレーンに移動して泳ぐにはまた労力を要する。係の人に言ってレーン移動していいか聞いて、隣で泳いでる人にちょっとすみませんとか断って迷惑そうな顔されながら泳ぎ始める必要がある。めんどくさすぎる。
今日は他にやりたいことがあるので(モンハン)、ブログをやっていったるぞ!という薄い熱意はそのままに記事を終えようと思う。
今後は、35歳というそこそこの年齢の人間が突然ITエンジニアになった備忘録と回想録、そしてド素人ならではの、知っている人が読むとイライラする疑問を綴っていこうと思う。
この記事が10年後20年後、同じ年齢の人間が読み
「こんなバカでもなれるなら自分でもいけそうだな」
と励みになってもらえるよう、モンハンをやる時間を削って書いていく。PoE2もやりたい。