はじめに
今や生成AI全盛で、「なんでもAIでできて当たり前」の世界になってしまいました。
生成AIがはやり出す前に、地味に凄い技術と私が思っていたのが、多言語対応を同時に可能にする機械翻訳です。
(Transformerをベースの技術としているという意味において、「同じ技術」ともいえるかもしれませんが)
機械翻訳の分野ではDeepLが有名ですが、元祖のGoogleもしっかりしていると思います。
いろいろと前置きが長くなりましたが、当記事の目的は、「ブラウザ上でGoogle翻訳を動かすようにすること」です。
この設定をしておくことで、意外と便利なことが多いかと思っています。
前提環境
Googleとの相性がいいということで、ブラウザはChromeを前提とします。
動作確認はMacでやっていますが、同じ手順でWindowsでも動くはずです。
Chromeの導入までは終わっているところを出発点とします。
導入手順
Webストアにアクセス
Chromeで次のリンクをクリックして、Webストア上のGoogle翻訳のサイトにアクセスします。
プラグインの導入
下記のような画面が出てくるはずなので、右上の「Chromeに追加」のボタンをクリックします。
次の画面が出てくるので、「拡張機能を追加」をクリックします。
次の画面が出てくれば導入に成功しています。
使ってみる
導入が終わったら、早速使ってみましょう。
サイトは日本語以外の言語のWebページであればどこでも構わないのですが、例えば下記とか。
読みたい記事に遷移したあとで、マウス右ボタンクリックでメニューを出します。
先ほどの設定が正しくできていれば、「日本語に翻訳」のメニューが出るはずなので、それを選択します。
すると画面が次のように日本語になってくれるはずです。
ここでは英語の画面を日本語にしましたが、Google翻訳のすごいところは、ほとんどすべての言語で同じ変換が可能なところです。いろいろなページで試してみて下さい。