robocopyというコマンドでコピー元のフォルダAを、フォルダA自身にミラーでコピーしてしまいました。
例として下記のコマンドです。
robocopy /MIR "C:\Data\Project" "C:\Data\Project\Backup_%date:~0,4%%date:~5,2%%date:~8,2%"
「Data\Project」というフォルダを「Data\Project」配下にミラーリングしてしまったという意味です。
結果として「C:\Data\Project\Backup_日付\Project\Backup_日付....」といった具合に無限にフォルダが出来てしまいました。
それをエクスプローラーで削除しても、削除画面は出ても消えないという事象が発生しました。
「自己参照」による問題
Windowsのファイルフォルダ構造で「自己参照」が発生すると、削除や管理が困難になるようです。
パスが260文字(Windowsのパス制限)を超えてしまい、通常の手段ではフォルダが操作できなくなるとのこと。
自身の脳内にある知識では「rmdir」だけだったのですが、残念ながら消えず…。
PowerShellで強制的に削除
結論として下記コマンドで消えました。
Remove-Item -LiteralPath "C:\Data\Project" -Recurse -Force