「とりあえずこれやっといて、簡単だから」
教えてくれる人がいない中で私が未経験エンジニアとして奮闘しながら得た生存戦略です。
未経験で視野の狭い中自分の能力よりもはるかに大きい事をやらざるを得なくなった人に届けたいです。
これが出来ずに倒れていく人を一人でも減らせればと思います。
目次
1. SOSを出す。
2. 開きなおる。
3. 戦い方を見つける。
1、SOSを出す。
そもそも無理ゲーだという事を前提に考える。
ここはサバンナです。
できるかどうか迷ってうろうろしている間にライオンに食べられてしまいます。
社内の別の部署の人、勉強会で見つけた経験者など頼れる人は全員頼ってください。
大丈夫、経験者ならあなたの大変さは絶対わかってくれます。
ただ、やってくださいと言うのではなく、やり方の基本を教えてもらうのがお互いにとっての近道です。
エンジニアは教えるのが好きな人が多いです。
また、断られても1回で諦めては行けません。状況が良くなるまで助けを求め続けましょう。
いつでも助けてもらえる準備する。
プロジェクトが軌道に乗ってきたり、リソースに余裕が出てくるとメンバーが増えることがあります。
その新しいメンバーは貴方の仕事を元に追加、修正していく事になります。
コードは綺麗に保つ。
まだリーダブルコードを読んだことがない人はこんな記事はどうでもいいので早くそちらを読んでください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4873115655/ref=cm_sw_r_tw_dp_JV0dGbG0XJR88
追加メンバーを受け入れられるように準備する。
誰かが助けに来てくれても準備ができていなければ
新しいものを作るのではなく、過去の製品を作り直す事に時間を使う事になってしまいます。
コードだけでなくGitのコミットメッセージ、Issueなどいつでもチーム開発できるように準備しましょう。
こまめに報告、連絡、相談する。
あなたの仕事の結果に対して責任を負っている上司に対して頻繁に現状を報告しましょう。
もしかしたら助けてくれるかも知れませんし、メンバーを増やしてくれるかも知れません。
こまめに報告していればもし、失敗したとしても自分の身を守る事になります。
2、開きなおる。
もちろんSOSを出してもすぐ問題が解決するわけではありません。
そうであればそもそも未経験なのに無茶振りしてくることも無いでしょう。
こうなってくるととりあえずは頑張るか諦めるかしかありません。
ここで諦めても誰も責めることはできないと思いますが頑張りたいのであれば腹を決めましょう。
できなくて当然、できたらすごい
この状況では結果の保証なんてできるはずがありません。
明らかに能力不足ですから。
しかし、結果のコントロールはできなくても
自分が全力で頑張ることはできます。
もし成功すれば圧倒的に評価され、能力も上がっていることでしょう。
また、自分に自身がつき挑戦を続けるモチベーションが湧き上がってきます。
社内での評価も上がり、待遇も良くなり、職務経歴書を鮮やかに飾ることができます。
全力で頑張って失敗したらそれはアサインした人の責任です。
あなたは失敗の反省、悔しさをプラスに変えていきましょう。
そもそも無茶な事をしています。
挑戦した自分を誇ってください。
3、戦い方を見つける
まずは何をしたら良いかを理解する事に全力を尽くしましょう。
そもそも理解しなければならないことが抜けている可能性が高いです。
今は書籍、Qiita、note、YouTubeなどで情報は溢れ返っているので基礎を理解する時間を作りましょう。
基礎を知らないでもアプリくらい作れるという主張もありますが、
作りながら学ぶのが最短です。
作る時間と学ぶ時間の配分を常に見直しましょう。
検索の精度を上げる。
Googleでヒットするのは自分が知ってるキーワードに近いものだけです。
そもそも知らない概念は見つからないことがあります。
本当に最初は何を調べたら良いかわからないことが多いのでひたすらググって
検索結果TOP15までは見ましょう。
そこから知らない言葉を見つけて、
くり返し意味を調べているうちに
必要だった概念にたどり着けます。
とりあえずこの段階は量の勝負です。
英語で検索する。
できれば検索は英語ですると良いです。
情報の量と質が圧倒的に高いです。
検索結果の数も100倍近く変わります。
特に最新の情報は英語のものしかない事が多いです。
以上いかがだったでしょうか。
この手のプロジェクトで何人も心が折れてしまって病んでしまう人を見てきました。
少しでもそういった人を減らす事ができれば嬉しいです。