コミットメッセージbefore/after
今見返してみると
Git使い始めの自分のコミットメッセージはカオスなものです。
早速、見てみましょう
改善前
現時点では
改善を加えた結果、わかりやすくなったと思います。
改善後
何ということでしょう、
あのカオスなコミットメッセージが読めるものとなっているではないですか‥!
では、どのようなことを変更して改善したのか記したいと思います。
改善① コミットメッセージの改行機能を使った
コミットメッセージはターミナル上でも改行することが可能なんですよね。
それを知らず、内容を1行に詰め込まなければ‥と思いこうなってしまっていたわけです。
(再掲)
コミットメッセージを改行するには
ヒアドキュメントを使います。
$ git commit -F- <<EOM
# Fは大文字でなければ、エラーが出ます
# ヒアドキュメントの識別子としてEOM(End Of Message)を使います
コミット作成してみましょう。
returnキーでどんどん改行することができます。
改行時に現れるheredoc>
はコミットメッセージには残りません。
$git log
で先ほど作成したコミットを確認すると
commit 691e97d7bc729922500cb1ae176b254e734d9f46 (HEAD -> #16)
Author: Watashi <Watashino@mailaddress.com>
Date: Sun May 24 14:51:34 2020 +0900
[feat]Commit
line1
line2
line3
改行できてます!
改善② Prefixを使うことにした
こちらで紹介されているPrefixを使うことにしました。
・[feat] : 新機能追加
・[fix] : バグの修正
・[docs] : documentの修正のみ
・[style] : コードの機能に影響しない修正(空白スペース、セミコロン抜け修正など)
・[refactor] : featでもfixでもない修正
・[perf] : パフォーマンスを上げるためのコード修正
・[test] : テストコードの修正
・[chore] : ビルドプロセスの変更、補助ツール、ライブラリの変更など
よく使うのはやはり[feat][fix]ですが、
RUNTEQの課題に勤しむ時、
RoboCopのLintチェックの指摘部分を修正する時は[style]
RSpecのhave_contentで指定したテキストにしていなくてテストが通らない時は[docs]
などを使うようにしています。
本記事の改善で
・コミット内容を多く記述できるようになり、コミット粒度を大きくすることが可能になった
・のちのちのコミットの確認に困ることが少なくなった
というような感じです
コミットも捗って、草もどんどん生やせますね♫