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Windows環境でPycharmにPipenvをセットアップ

Last updated at Posted at 2020-08-29

はじめに

仕事でPython環境の構築が必要になりましたが、「手順書?無いよ」と言われたので今後のためにメモ。
また、環境構築の際に「pipenv又はanacondaでパッケージ管理した方が良いよ」とアドバイスを受けたので、PycharmとPipenvで初期設定をしてみたいと思います。

環境

  • windows 10 professional
  • Python 3.8.5

1.Pythonのインストール

Pythonはこちらから自身のPC環境に合うものをダウンロードして下さい。
今回は何も考えずに最新版のPython 3.8.5をダウンロードします。

ダウンロードが完了したらpython-3.8.5.exeを実行しましょう。
ins.jpg
「Add Python 3.8 to PATH 」にチェックを入れることで環境変数PATHを設定できます。
チェックを入れた方は【2.環境変数の設定】はスキップして構いません。

2.環境変数の設定

以下のパスを環境変数のPATHに設定します。
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Programs\Python\Python38-32\
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Programs\Python\Python38-32\Scripts\

<ユーザ名>はPCのログインユーザ名に置換してください。
ins - コピー.jpg
このような感じになっていればOKです。

3.Pipenvのインストール

  • PowerShellを管理者権限で起動します。
  • 念のため、pipを最新化しておきましょう。
    pip install --upgrade pip
  • pipenvをインストールします。
    pip install pipenv

4.Pycharmのインストール

Pycharmはこちらからダウンロードして下さい。
コミュニティ版であれば無償で使用できます。

インストールが完了したらプロジェクトを作成します。
a - コピー (2).jpg
+New Projectを選択
a - コピー.jpg
Location プロジェクト保管先を任意で。
New environment using Pipenvを選択。
Base interpreter python.exeを指定。
Pipenv executable pipenv.exeを指定。

設定が完了したらCreateしましょう。
ここまででプロジェクトへのPipenv導入は完了です。

5.ライブラリのインストール

Pycharでctrl+alt+sを押すと設定画面が開きます。
a.jpg
Project: pythonProject > Python Interpreterを開いて右上の+を押し、Available Packages画面を開きます。
b.jpg
任意のライブラリ(今回はnumpy)を検索し、左下のInstall Packageボタンからインストールを行います。

6.Pipenvの使い方

【5.ライブラリのインストール】の完了後、Pipfileに加え、Pipfile.lockが生成されています。
a.jpg

Pipfile及びPipfile.lockには簡単に説明すると

  • Pipfile ユーザによるパッケージ及びバージョンの指定
  • Pipfile.lock 実際にインストールされたバージョン
    が書かれています。

そのため、最初にPipfile.lockを作成した人と同じ環境を再現したい場合は、Pipfile.lockを再現先のプロジェクトに移した上でターミナルから以下コマンドを実行すれば良いでしょう。
pipenv install

簡単になりましたがPycharmとPipenvの導入に関する解説は以上になります。

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