VSCode の拡張機能をほかの人に受け渡ししたり、Extension 一覧をバックアップしておく方法をまとめました。
どちらもワンライナーで書いているので、コピペで簡単に動きますしバッチにも組み込みやすいです。
この記事は Windows の PowerShell で確認しています。
前提
VSCode をコマンド上から実行できるか確認しておいてください。
code --version
下記のようにバージョンが取得できれば、この記事の方法が使用できます。
PS C:\> code --version
1.57.0
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
x64
VSCode Exstension のエクスポート
vscode-extensions.txt
にテキストとして出力します。
このコマンドは Mac でも Linux でも実行できます。
code --list-extensions > vscode-extensions.txt
出力されたテキストの例。
bmewburn.vscode-intelephense-client
csholmq.excel-to-markdown-table
DavidAnson.vscode-markdownlint
docsmsft.docs-markdown
joffreykern.markdown-toc
ms-python.python
ms-toolsai.jupyter
yzane.markdown-pdf
yzhang.markdown-all-in-one
VSCode Exstension のインポート
vscode-extensions.txt
から Extension を一気にインストールします。
既にインストール済みの Extension は無視されます。
Get-Content vscode-extensions.txt | ForEach-Object { code --install-extension $_ }
(参考)
上記のコマンドがわからない方は、下記の書き方だとわかりやすいかもしれません。
$extensions_list_file = "vscode-extensions.txt"
foreach ($extension in Get-Content $extensions_list_file) {
code --install-extension $extension
}
Mac とか Linux とかだとこうでしょうか?
(頭の中で書いたので、動かなかったらごめんなさい)
cat vscode-extensions.txt | while read line; do code --install-extension $line; done
メモ
よくある記事では、エクスポート時に code --install-extension ms-python.python
のような形でリストを保存するような記事ばかりでした。
コマンドと Extension のリストは別々に管理するのが好みなので、私はこのような方法を採用しています。