会社ではMACを使っているのですが、自宅ではwindowsを使っているため、
windows環境でもっと開発しやすくできないかなと模索していたところ、
windows terminalが安定していてかつ使いやすかったので、Cygwinとwindows terminalで快適な開発環境を構築手順をまとめました。
windows terminal と Cygwin で快適開発環境構築
Cygwin の install
cygiwin公式サイトからインストーラーをダウンロードして実行します。
"Choose A Download Site"で".jp"が付くサーバーを選んで次へ進みます。
"Select Packages"では、以下のパッケージを選択します。
- tar
- gawk
- wget
- bzip2
上記パッケージ選択後に次へ進みインストールを完了させます。
windows terminal の install
windows terminalはwindows Storeでインストール簡単にインストールできます。
apt-cygのインストール
本家の開発が止まっているようなのでfork先から'apt-cyg'をダウンロード
- 本家様リポジトリ
- https://github.com/transcode-open/apt-cyg
- forkされたリポジトリ
- https://github.com/kou1okada/apt-cyg
apt-cygを以下のフォルダに移動し、権限を変更します。
インストール先がデフォルトの場合は以下となります。
mv apt-cyg c:/cygwin64/local/bin
chmod 0755 /usr/local/bin/apt-cyg
インストールが完了したら、国内のリポジトリに変更に変更します。
apt-cyg -m ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/cygwin/ update
windows terminal からCygwinを使えるようにする。
apt-cygでchereをinstallします。
apt-cyg install chere
cygwinをwindows terminalで開けるように設定します。
windows terminalの設定をクリックして、progules.jsonを開きます。
profiles.listの配列に以下を記載します。
パワーシェルで以下のコマンドを実行してuuidを入手します。
{
"guid": "※uuidを入力※",
"name": "Cygwin",
"suppressApplicationTitle": true,
"commandline": "C:\\cygwin64\\bin\\bash.exe /bin/xhere /bin/bash ~",
"icon": "C:\\cygwin64\\Cygwin-Terminal.ico",
"useAcrylic" : true,
"acrylicOpacity" : 0.8
}
uuidの部分はWindows PowerShellで、以下のコマンドで入手。
$ [guid]::NewGuid()
かっこよくする
useAcrylicで透明度設定で、acrylicOpacityが１に近づくほど不透明になります。
他の各種設定は、以下URL参考。
https://qiita.com/syui/items/3236495744a16d982464
快適なVPN接続
すべてVPNを通して、proxyを使う場合
windowsからVPNに接続します。
接続方法は、以下のURL参照してください。
-
https://www.seil.jp/doc/index.html#fn/pppac/use/pppac-client/win10_l2tp.html
Windowsでブラウザ以外で使うproxyの設定です。
以下のコマンドを管理者コマンドプロンプトで以下実行実行します。
$ netsh winhttp set proxy proxy-server=プロキシサーバーIPアドレス
3 元に戻す場合は、
$ netsh winhttp reset proxy
vpnの必要な部分だけvpnを通す場合。
- コントロール パネル＞ネットワークとインターネット＞ネットワーク接続で、該当のVPNを右クリック⇒プロパティをクリックします。
- ネットワークタブでTCP/IPv4を選択＞プロパティをクリック＞詳細設定をクリックします。
- IP設定タブで「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う」のチェックを外します。
以下をコマンドプロンプトで実行してインターフェイス一覧のからルーティングしたいVPN番号をメモします。
$ route print
コマンドプロンプトで以下を実行して、vpnを通すルーティングを設定します。
$ route -p add 接続先IPアドレス mask 255.255.255.255 VPNサーバIPアドレス metric 1 if 上記でメモしたVPNの番号
# exsample
route add 192.168.123.0 mask 255.255.255.0 123.12.123.123 metric 1 if 42
# 究極にめんどくさい場合
$ route add 192.168.0.0 mask 255.255.0.0 123.12.123.123 metric 1 if 42