はじめに
知らないうちにQiita CLIなるものができてたので、使ってみます。
ちなみに私は数年前、これと似たような位置付けのQiita Syncなるもの使ってみて、「結局Web UIのほうが書きやすいや~」となってやめた記憶があります。
環境
- Node.js v20.12.2
- Windows11 23H2
Qiita CLIではNode.js 18.12.0以上のバージョンが必須ですが、この記事では導入方法については触れません。
環境構築
作業用のディレクトリを作成し、パッケージを入れ、ログインします。
mkdir qiita
cd qiita
npm install @qiita/qiita-cli --save-dev
npx qiita init
npx qiita login
事前準備はこれだけ。
つかってみる
記事を作ります。
npx qiita new [FileName]
実行すると、publicディレクトリ配下に、[FileName].md
というファイルが生成されています。
デフォルトの中身はこんな感じ。
---
title: newArticle001 # 記事のタイトル
tags:
- "" # タグ(ブロックスタイルで複数タグを追加できます)
private: false # true: 限定共有記事 / false: 公開記事
updated_at: "" # 記事を投稿した際に自動的に記事の更新日時に変わります
id: null # 記事を投稿した際に自動的に記事のUUIDに変わります
organization_url_name: null # 関連付けるOrganizationのURL名
slide: false # true: スライドモードON / false: スライドモードOFF
---
# new article body
YAML Front Matter関連の記述だけですね。
ここに、タイトルやタグなどをyamlと同等の形式で記述します。
プレビューは、npx qiita preview
で確認できるようです。
実際に、この記事は、Qiita CLIを利用して、VScode上で書いていますが、意外といい感じですよね。
公開は、npx qiita publish [FileName]
で行えるようです。
おわりに
私自身、エディタに対してそこまでのこだわりはないのですが、Copilotによる補助などもあり、これはこれで便利なのかなと思いました。
個人的に引っかかる点があるとするならば、画像の取り回しでしょうか。
Qiita CLI本体には画像のアップロード機能はないようですので、画像をアップロードする際は、別途Qiitaのページからアップロードする必要があります。
画像のアップロードまでできると、もっと使いやすくなるのかな~と感じました。
それでも、オフラインの環境で書き溜めができたり、VScodeの拡張機能を使って書きやすくなったりと、使い所はいろいろあるかなと思います。
それでは。