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AndroidでBlur効果を実現する方法(Glide Transformations, Blurry)

Last updated at Posted at 2015-08-27

iOSでは割りとよく見るBlur(ぼかし)ですが、Androidでも実現したい時があります。
Blurについて調べていた時に、便利なライブラリと出会ったので紹介します。

Glide Transformations

1つめはwasabeef先生作のGlide Transformationsです。

ImageLoaderとしてGlideを使っている方はこちらを使えばさくっとBlur効果を実現できます。

Glide.with(getContext())
       .load(resId)
       .bitmapTransform(BlurTransformation(getContext(), Glide.get(getContext()).getBitmapPool()))
       .into(background)

使い方は上のようにTransformにライブラリでサポートされているTransformationを渡すだけです。
(RenderScriptを使用する必要はあります)

他のTransformationはGithubからたどってください。

Blurry

2つめはwasabeef巨匠作のBlurry

Glide Transformationsとは異なり、Viewを指定したりしてBlurを書けることが出来ます。Blur特化なライブラリです。インタフェースがとてもシンプルでいい感じです。

Blurry.with(MainActivity.this)
        .radius(10)
        .sampling(8)
        .async()
        .capture(findViewById(R.id.right_bottom))
        .into((ImageView) findViewById(R.id.right_bottom));

サンプリングやどのViewに対してBlurをかけるのか等指定する事が可能です。Githubに上がっているサンプルアプリを触ると、とてもいい感じなのがわかります。

Blurry.with(MainActivity.this)
        .radius(25)
        .sampling(2)
        .async()
        .animate(500)
        .onto((ViewGroup) findViewById(R.id.content));

また、↑のようにImageViewに反映するだけではなく作られたDrawableをViewGroupに追加することも可能です。ここはGlide Transformationsと異なる点です。

device-2015-08-27-180102 copy.jpg device-2015-08-27-180121 copy.jpg

また、Blurryのasync()animate()などもサポートされているというホスピタリティが素敵でした。

まとめ

現在、Glideを使用していて画像に対してBlurを実現したい場合はGlide Transformationsを使う方がいいです。キャッシュもありますし、わざわざBlurryを追加して使う必要もありません。
そもそも非同期で取得した画像に対してBlurryを使うのは少し面倒くさいです・・。(BlurryのIssueを見ると、キャッシュが2.0でサポートされるかもしれません。)

おまけ

Blurryがアニメーション・Blur効果の微調整・非同期など様々なものをサポートしているのに、中身がとてもシンプルな設計でコードも少なく感動したので記事を書こうかなと思い立ちました。

  • Blurry
  • Blur
  • BlurFactor
  • BlurTask
  • Helper

クラスは↑の5つのみ。Blurryクラスはインタフェースとして提供されているので、実質4つだけ。しかもそれぞれとてもシンプルで読みやすい。コンパクトで使いやすいライブラリでとても素敵でした。

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