社外関係者の内部トラフィック除外方法
社内からの固定IPによるアクセスはビューにフィルタを追加することで簡単に除外できるのですが、やっかいなのは社外関係者 (たとえば、フリーランスの方) からのアクセス除外です。
まだアクセスが少ないサービスだとユーザーの挙動を正確に追えなくなってしまうため、関係者のアクセス除外を重要です。
1. 「アナリティクス設定」→「プロパティ」→「カスタム定義」→「カスタムディメンション」
2. 「+ 新しいカスタムディメンション」をクリック。
3. 以下のように設定します。
項目 | 設定情報 |
---|---|
名前 | AccessType |
設定 | ユーザー |
「アクティブ」にはチェックマークを入れておいてください。
4. トラッキングコードを挿入します。挿入するために、以下の手順が必要です。
(1) トラッキングコードを挿入しただけのコンテンツがないページをサーバーにアップロードします。ページ構成は以下で大丈夫です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Google Analytics 内部トラフィック除外</title>
<meta name="robots" content="noindex">
</head>
<body>
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', 'UA-XXXXXXXX-1', 'auto');
ga('set','dimension1','internal');
ga('send', 'pageview');
</script>
</body>
</html>
次のコードは Google Analytics のアカウントID と先程作成したカスタムディメンション (AccessType) のインデックス番号に変更してください。インデックス番号は 「アナリティクス設定」→「プロパティ」→「カスタム定義」→「カスタムディメンション」 から確認することができます。たとえば、インデックス番号が 3 の時は 'demension3' となります。
ga('create', 'UA-XXXXXXXX-1', 'auto');
ga(’set’,’dimension1’,’internal’);
5. 「アナリティクス設定」→「ビュー」→「フィルタ」
6. 「+ フィルタを追加」をクリック。
7. 以下のように設定します。
ビューにフィルタを適用する方法を選択
「新しいフィルタを作成」にチェック
フィルタ情報
|項目|設定情報|
|:--|:--|
|フィルタ名|社内関係者の内部トラフィック除去|
|フィルタの種類|カスタム|
|フィルタ フィールド|AccessType (カスタム ディメンション)|
|フィルタ パターン|internal|
「カスタム」をクリック時表示されるラジオボタンは「除外」にチェックしておいてください。
8. 社外関係者が作業に使用するすべてのブラウザで 4. (1) でアップロードしたページにアクセス。
これで以降は内部トラフィックとして結果から除外されます。