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オンラインホワイトボード5選

Last updated at Posted at 2022-02-18

初めに

こんにちは。株式会社THIRDのまえはらです。
突然ですがみなさん、オンラインホワイトボード使ってますか?
THIRDでは新型コロナウイルス(COVID‑19)の流行より前からリモートワークを推奨しており、多くの社員がフルリモートで勤務をしています。
かく言う私も、昨年THIRDに入社したタイミングで、当時住んでいた埼玉から地元の沖縄へ引っ越して南国からフルリモートで働く毎日を送っています。

飲み会好きの私としては、なかなか参加できないのは残念ですが、通勤時間から解放されて自由な時間が増えるのはとてもありがたいです。

さて、そんなリモート勤務では、色々なところがこれまでの働き方と違ったものになってきます。
コミュニケーションや会議は大きく変わり、リモートならではのツールを駆使する必要が出てきます。
初リモートの私にとって初めて使うツールも多く、せっかくなので調べついでにまとめてみようと思い、今回はオンラインホワイトボードについて調べてみました。

オンラインホワイトボードとは

会議中に出た意見や内容を手軽に書いて、消して、修正も容易なホワイトボードはこれまでとても便利なものでした。
ブレストでポストイットに書いた意見を貼ったりするのにもよく使われていたと思います。
そんな直感的で利便性の高いホワイトボードをオンライン上で再現したのがオンラインホワイトボードです。

シンプルな画面と直感的な操作メニューで、複数人が自由にテキストや図形を書き込むことができ、言葉だけではなかなか伝わりにくい内容でも簡単に共有することができます。

miro

スクリーンショット 2022-01-20 18.15.02.png

miroは全世界で3000万人以上に利用されている人気のホワイトボードです。
オンラインホワイトボードとして必要なものは全て揃っていると思えるほど機能が豊富ですが、それらの機能を直感的に操作できるわかりやすいUIが魅力的なサービスです。
15分もさわればその簡単さが理解できると思います。
編集画面は英語表記ですが迷うことは少ないと思います。また、2022年には日本語版がリリースされるようです。

特徴的なのがテンプレートの豊富さで、マインドマップやフローチャート等が簡単に作成可能で、目的に合わせて使い分けることで会議の進行をスムーズに進められます。
ボードの大きさにも制限がないため、複数のテンプレートを貼り付けたり、雑に書き込みをしても、スペースが足りなくなるということがありません。

無料版でも一通りの機能は利用できますが、有料版にすることで作成できるボードの制限(無料版では3つまで)を解除したり、追加機能を利用できるようになります。
タイマー機能は会議の進行に便利そうです。

FigJam

スクリーンショット 2022-01-20 18.23.07.png

デザインツールとして有名な「Figma」が提供するオンラインホワイトボードです。
2022年1月現在はベータ版で無料で利用可能ですが、同年3月からは有料版がでるそうで、どういった違いがあるのか気になるところです。
こちらもmiroに負けず劣らず機能が豊富で、操作はよく使う機能のアイコンがグラフィカルに大きく表示されていたり、より直感的に理解できる印象です。

ショートカットキーも豊富で、使い慣れてくるとさらに便利に使うことが可能です。
「s」キーでポストイット、「/」キーで吹き出しの表示等があります。
また、コミュニケーションに重点を置いているようで、スタンプやエモートも豊富です。
サムズアップスタンプをお互いのポストイットに張り合ったり、可愛らしいエモートで反応すれば重たい会議も和みそうですね。

まだベータ版ですが、すでにオンラインホワイトボードツールとして有力候補の1つです。

Google Jamboard

スクリーンショット 2022-01-20 18.30.58.png
Google JamboardはGoogleが提供する端末・サービスです。
大型ディスプレイの物理的な電子ホワイトボード端末と、Webからオンラインで編集できるホワイトボードツールがあり、今回はツールについてまとめました。
専用端末と合わせて使うことで本領を発揮するJamboardですが、もちろんツールだけの利用も可能です。

Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用でき、共有もメールでの招待やURL共有等、他のGoogleサービスと同様に行うことができます。

ホワイトボードとして必要最低限の機能にまとまっており、シンプルで迷うことはないと思います。
ボードも即座に増やすことができるため、内容に合わせてボードを切り分けることができます。

Googleドライブから画像を貼り付けられるのはもちろん、Googleでイメージ検索した画像をそのまま貼り付けることも可能です。
機能は少し物足りない気もしますが、その分簡単に利用することができるホワイトボードツールです。

Whiteboard Fox

スクリーンショット 2022-01-20 18.35.32.png
スクリーンショット 2022-01-20 18.38.45.png

無料で使えるだけでなく、会員登録すらいらないシンプルなホワイトボードツールです。
公式サイトにアクセスして「描画開始」をクリックするだけでホワイトボードの利用が可能です。
共有時の権限設定もわかりやすく、共有するのもURLを送るだけでとても簡単です。
手軽に始められるので、オンラインホワイトボードを体験してみたい方に最適なツールになっています。

無料で利用できますが、14日間でホワイトボードの有効期限が切れてしまうため、有効期限を変更したいのであれば有料版にする必要があります。
また有料版にすることで、使える色数の増加や広告を非表示にすることも可能です。
とは言っても広告も小さく良心的なので、有効期限以外は無料版で困ることはないと思います。

操作はシンプルで迷うことはないですが、目的の機能までクリック数が多い、1度入力したテキストを編集できない、ポストイット機能が無い等、気になる箇所も多々ありました。

タブレットとペンの利用を推奨しているため、「会員登録せずにサクッと使いたい」「タブレットを使って手書きする」といった方にはオススメだと思います。

日本語化されていますが、ダークモードが「闇」と表現されているのが微笑ましいです。

Zoom

スクリーンショット 2022-01-20 18.46.46.png

オンライン会議ツールとして有名なZoomですが、実はホワイトボードの機能を搭載しており、会議中に参加者全員で意見出しをしたくなった時や図形での説明が必要になった場合に重宝します。

通話中に下部の「画面共有」をクリックし、出てきた候補の中から「ホワイトボード」を選択することでホワイトボード画面が起動します。

テキスト入力や図形といった基本的なものから、スタンプやスポットライトのようなツールもあります。
専用のポストイットはありませんが、図形を使うことで再現可能です。
また、利用したホワイトボードは画像やPDFとしてワンクリックで保存することができます。

ホワイトボードの起動方法や新規ボードの追加等、少しわかりにくいところはありますが、全体的な機能はシンプルで、何よりZoom会議中にすぐ利用できるホワイトボードは便利だと思います。

Zoomのホワイトボードは基本機能として提供されているため、無料で利用が可能です。

終わりに

「オンラインで使えるただのホワイトボードでしょ?」と侮るなかれ、リアルなホワイトボードとは比較にならない便利な機能の数々に感動できると思います。
特にmiroやFigJamは高機能なのにとても直感的に使える素敵なツールになっています。

今回調べたホワイトボード以外にも多くのサービスが提供されており、多機能なものから必要最低限の機能に抑えたものまで、様々なホワイトボードがあるので、是非いろいろと触ってみて、自分のチームにあったものを探してみてくださいね。

それでは、オンラインホワイトボードで良いリモートワークライフを!

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