9-10月は、職務内容が充実していた。
以前からの継続案件であるが、Docker + Webpackを用いてフロントエンドの作業環境を構築したり、WYSIWYGプラグイン「TinyMCE」を用いたウェブサイトを開発したりと、未知のことが多く勉強することが多くあった。
その代わりといっては何であるが、自学に割いた時間は少ない2ヶ月だった。
ChatGPT の活用法
あるライブラリについて調べるとき、公式ドキュメントのURLを ChatGPT に与えた上で「⚫︎⚫︎を実現するにはどうすればよいか。このドキュメントを参考にして答えよ。回答する際は参考にしたページを示せ。」と聞くとよいことに気がついた。
無限の学習時間があれば、1ページ目から自分でドキュメントを読むべきであるが、有限の職務時間のなかでタスクを遂行するにはそうもいかない。
かといって、ChatGPTの回答を鵜呑みにするとハルシネーションで無駄な時間を使われることもある。
そこで「ChatGPTに質問する → ドキュメントの特定のページを示してもらう → そのページを自分で読む」という手順を踏むと、いい具合に調査時間を減らした上で、ハルシネーションに騙される可能性を減らすことができる。
つまり「自分の代わりに速読して見当をつけてくれる係」として、ChatGPTを活用するということである。
レスポンシブ対応はどこまですべきか?
特に JavaScript の開発をしているときに思うのだが、「一度PCビューで開いたあと、SPビューに縮めたら動作がおかしくなった」、あるいは逆に「SPビューで開いたあと、PCビューまで広げたら動作がおかしくなった」というケースは、一体どこまで対応すべきなのだろうか。
JavaScript の場合、完璧に対応しようと思えば、様々な関数にいちいち resize のイベントリスナーを付けなければいけないことにある。しかし、その設定を付けすぎると今度は動作が重くなるのではないか、という不安がある。
デバッガーはPC/SPビューを切り替える特殊な見方をするが、一般的なウェブ利用者が頻繁にブラウザ幅を変更しながら見ているとは思えない。
しかし最近気づいたのだが「スマホにおいて、縦持ち←→横持ちを切り替えながら見る」ことは十分ありえる話である。少なくとも、このぐらいは最初から対応範囲に入れて開発するほうが、あとあと修正する手間を減らせそうである。