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「v11.1 にアップデートして良かった」と思う地味機能PickUp!

Last updated at Posted at 2022-06-08

はじめに

だいぶ長い間、ロボットの作成から離れていた気がします。
BizRobo!のバージョンが 11.1 になったのはもう1年前のことですが、久々にロボットを作る機会があったので最近やっとアップデートしました。

今回はメジャーバージョンアップということもあり色々な機能が提供会社からは発表されていますが、機能が多くてついていけない。。😢
👇

 

特にリリースからだいぶ時間も経ち乗り遅れ感もすごいので、単純に触ってみて 👍 と思った地味な機能を取り上げてみようと思います。

よかったこといろいろ

😖 第一印象として以前のバージョン(v10.x)と比較してUIに様々な変更があり面食らいました。
😲 それが理由かはわかりませんが周囲には利用(変化)をためらう声もあります。
😤 が、個人的にはすぐ慣れました。まぁMCとかは今回使ってないのであくまで自分が使った開発ツールの範囲で言えば、是非 v11.1 にバージョンアップした方がいいでしょう。 v10.7 でロボット作り続けるのが煩わしくなります。

👍 Design Studioの起動が速くなった

以前はDesign Studio(DS)を起動すると

  1. 前回開いていたロボットファイルを読み込み
  2. 読み込んだロボットファイルの有効化
    (Desktop Automationを組み込んでいるロボットであればそのプロセスの立ち上げと疎通確認、DASとの接続)

という一連のプロセスが実行されていたため軌道に結構時間がかかっていましたが、v11.1では以下のように

  1. 前回開いていたロボットファイルを読み込み

はされるものの、そのロボットを編集するか(「実行の準備」)ほかのタブのロボットを編集するかを選べるようになったため余計なオーバーヘッドがなくなり快適にDSを起動できるようになりました。
image.png
「⚡実行の準備」ボタンをクリックすると編集可能な状態になり、この段階でDAS接続などの処理が走ります。
image.png

ロボットを編集する際に”いちいち「⚡実行の準備」をクリックしないといけないのは面倒でUXが悪くなった。”という意見を事前に聞いていましたが、私以上に普段ロボットを作ることのない人の感想でした。。。

👍 Desktop Automation ロボが独立したファイルに分離されて軽くなった

Desktop Automation(DA)ステップがファイルとして独立したことに併せてDA内の指定デバイス設定が完全に変数化されたため、一つのDAロボットを異なる端末で自由に再利用することができるようになりました。

image.png
👆 DA呼び出し時のデバイス設定と 👇 DA内での指定文字列が完全独立。使い回し無限大!💛
image.png

これまではWebロボットの中に組み込まれていたDAステップがファイルとして独立したことによりDSで編集するときのファイルの容量も断然軽くなりDSの操作がすごく軽くなった気がします。

これも前情報では”DAがファイルとして分離したせいで管理する対象ファイル数が何倍にもなってしまうのでマイプロジェクトの操作性が落ちる”と聞いていましたが、使ってみた結果フォルダ分けすればいいのでは?としか思えず問題意識の感覚が持てませんでした。
逆に、これまでは同じ処理でも各ロボットファイルの中に組み込まれていたDAステップを独立化・共通化(スニペットのように)できるようになった結果、全体のファイル量(容量)は減りました。

👍 サブ画面がフローティングになって領域が広く使える

自分が使っているディスプレイはそれほど小さくはないので特に不便は感じていなかったのですが、使ってみると意外と便利でした。😍
image.png

👍 実行の準備(画面の読み込み)をしなくてもDAの編集ができる

これはDAファイルにちょっとした修正をするとき地味に便利!
ステップイントゥーでDAステップに実行ステップを切り替えなくても下のように設定値の編集ができます。実行ステップを切り替えていないのでタブの左上に🔴マークがついていないし画面情報も表示されていないものの、手早く設定内容を変更したりチェックするのには最適です!😝
image.png

👍 DAのステップ内にコメントが書けるようになった

DAのステップをクリックしてアクティブ状態にすると「コメント」入力ウィンドウが有効化されます。
また、設定されたコメントは💬アイコンとしてステップ右上に表示され、マウスオーバーするとツールチップでコメントの内容を確認することもできます。
チョーありがたしです。😭
image.png

👍 参照(ブラウザー?)ステップを使って縦長の画面が表示できるようになった

Chromiumで読み込む画面のサイズを設定できるようになりました。
あらかじめ縦長画面として高さや幅を設定しておくことによって、一般的な業務Webシステムであれば画面スクロール自体不要になることも!
Salesforceの画面をChromiumで操作する際に縦長にしましたが、スクロールなしで全部入力できました。
DSみたい!地味に超便利!!!😭
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👍 指定タグまでスクロールで、画面の領域外の要素も難なく操作可能になった。

また、残念ながら一画面には収まりきらない場所を操作したい場合にも、「指定タグまでスクロール」アクションを指定しておけば画面上のどこからでもズバット対象の要素を画面内に引きずり込んでくれるのでその後の操作も確実に実行可能!😎
image.png

まとめ

今回は v11.1 を使って初めて業務用のロボットを作る機会を得たので、実地の第一印象を書いてみました。
まだ表面的にしか触っていないので他にもマニュアルにはない❓ 便利な機能と使い方を見つけたら記事にしたいと思います。
というか、まずは公式の動画でも見るか。

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